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<DC Information / DC情報>クラッシクギタリストの村治 奏一さんがDCでコンサート&インタビュー。


日本を代表するクラッシックギタリストの村治 奏一さんが27日ワシントンDCの邸宅「エバメイ」でコンサートを行い、大勢の人が駆けつけました。今回は「DCでこの人に聞きたい!」の番外編としてコンサートの様子と村治さんのインタビューの内容をお伝えします♪

村治 奏一さんは、ギター教室を営む父の手ほどきで、4歳の頃からギターを始め、クラシカル・ギター・コンクールで優勝(1997年)したほか、スペイン・ギター音楽コンクール、東京国際ギター・コンクールにて続けて優勝(1998年)し、その後ボストンのウォールナッツ・ヒル・スクールやニューヨークのマンハッタン音楽院に進学し、その後ワシントンDCにも数年間住んでいた事もあるプロのギタリストです。同じギタリストの村治 佳織さんは実のお姉さんです。

コンサートが行われた部屋
コンサートが行われた邸宅エバメイの部屋
コンサートはまずオードブルなどが振る舞われるレセプションから始まり、集まった観客らが和やかに歓談する時間が設けられた後、始まりました。

コンサートではまずフランスのクラシックギター奏者で作曲家、編曲家でもあるローラン・ディアンスの曲から始まり、ポーランド出身のフランスの作曲家でピアニストのアレクサンドル・タンスマンの作品や日本の現代音楽の作曲家である藤倉 大さんに作ってもらった曲の初披露に続いて、最後に20世紀のスペインの作曲家のフェデリコ・モンポウの作品で締めくくりました。ご本人も後で認めていましたが「マニアック」な選曲でした。

演奏中の村治さん
演奏中の村治さん

更に客のアンコールに応え、映画『オズの魔法使』でもおなじみの名曲「虹の彼方に(オーバーザレインボー)」をギターの奇麗な音で演奏し、盛大な拍手を受けていました。

コンサートが終わった村治奏一さんに、早速ワシントンDCライフスタイルがインタビューをさせて頂きましたので、その内容をお伝えします!

パンフレット

村治奏一さんインタビュー

Q今日の選曲についてご自身でも「マニアックだった」とおっしゃってましたが選曲の理由は?
A最近ずっとワシントンではエキサイティングな曲ばかりをひいていたので、もう少しギターの繊細さなどを表すような、ギターの強弱や固い、柔らかいと言った音がギターの強みだと思うのでそこにもう少し焦点を当てられる曲を中心に今回は選びました。

Qどうしてそういう心境になった?
Aこの3〜4年はジャズのアレンジなどの曲が多かったんですが、それとは別にギターのクラッシックなものに興味が戻っています。その両方を今後も伸ばして行きたいと思っています。

Q今回はワシントンDCの滞在予定は?
Aリハーサル3日間、本番が3日間です。到着した次の日からリハーサルが3日間続いてその後コンサートが3回ありました。

Q今日のコンサートの反応は?
A会場の響きが素晴らしいところなので、自分が思っている以上に音の豊かさが出たと思いました。マニアックだったので選曲が良くないかなあとも思っていたんですが、お客さんからは「選曲が良かったわ!」と褒められたので意外とそういう曲が求められているのかなと思いました。

Q4歳の時にギターを始めたのはお父さんの影響で?
A父がギター教室の教師をしていたので、物心つく頃からギターはおもちゃ代わりであり、生活の一部でもありました。気付かない間に自分も弾くものとして側にありました。姉もギターを弾いているので家族みんなが関わっています。本格的にギターを習い始めたのは小学校に上がってからです。
ギター演奏は益々楽しくなって行ってます。自分がこうしたい!と言う表現が色々増えて行くんですよね。ニューヨークに住んでいた頃はジャズに惹かれたし、今はギターならではの音に惹かれているし、自分のギターの上でのパレットが増えている感じ。だからより興味が増して行ってます。

Qギターを弾いていての醍醐味は?
Aうまく行かないことも多々あるんですが、言葉では表現できない自分の気持ちを音を通じてお客さんとうまく共有できた時にはすごく気持ちがいいですね。普段抱え込んでいるもの、悩みや心配事も音楽を通じて表現出来た時には音楽をやっていて良かったと思います。

Q今後の目標は?
A今のギターの形になったのはせいぜい120年で他のヴァイオリンやチェロに比べると歴史が浅い。だからギターの曲のレパートリーがまだ他の楽器に比べると少ないんですよね。今日も藤倉大さんと言う日本の作曲家に曲を書いてもらって初演したんですが若手の日本人の作曲家にもっと曲を作ってもらいたいです。それからどんな時にもなんでも表現できるテクニックを身につけたいです。

Q最近パパになりましたが、子供ができて生活は変わりましたか?
Aはい!娘が出来ました。今ちょうど7ヶ月になったところです。子供ができたことで音に影響が出ているかどうかは自分でも分からないです。子供ができたら練習する時間もなくなってしまうかな、とも思っていたんですが、逆に生活がシンプルになって練習もよくできてます。疲れた時に娘に遊んでもらったりしています(笑)。

Q奥さんも琵琶を弾いてらっしゃいますよね?将来一緒に演奏したい?
Aはい。妻は筑前琵琶を弾いてます。琵琶って音階があるようでないんですよね。全然音楽のシステムがクラッシックギターとは違うのでなかなか一緒にやろうと思ってもできないんですよね〜。それこそ新たに誰かに曲を書いてもらったらな、と思います。曲があれば一緒にやってみたいです。日本の楽器には興味があるので。

Qありがとうございました!これからも頑張って下さいね。
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パパになって益々これからのご活躍を期待しています!ワシントンDCにもまた戻って来てコンサートして下さいね。
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