Home » 東海岸で唯一のSan-J醤油工場の見学(バージニア州・リッチモンドpage"

東海岸で唯一のSan-J醤油工場の見学(バージニア州・リッチモンドpage"


SAN-Jの商品

San-Jの商品

日本食ブームに乗って、アメリカの食卓でも日本の「お醤油」はすっかり浸透していますが、ワシントンDCから車で約2時間で行けるバージニア州リッチモンドに、東海岸で唯一の醤油工場があり、実は見学もできるので家族連れにはお勧めのスポットです。

San-jの醤油工場

San-jの醤油工場

三重県の老舗の醤油メーカー、サンジルシ醸造のアメリカ法人San-Jインターナショナルがアメリカに進出したのが1978年、そして1987年にはバージニア州リッチモンドに工場を建設して以来、この地でアメリカ向けの「たまり醤油」を作りを続けています。

一般的な「濃い口醤油」が原料として小麦と大豆をおよそ半々で用いるのに対し、San-Jが作っている「たまり醤油」は大豆の比率が100%で、小麦を使っていないため「グルテンフリー」商品としてアメリカでの人気に火がつきました。

佐藤社長

San-Jインターナショナルの佐藤隆社長

そんな「たまり醤油」の製造工程を、San-Jインターナショナルの佐藤隆社長が案内してくれました。

大豆を入れて蒸す大きな圧力釜

大豆を入れて蒸す大きな圧力釜

まず、工場の中に入って目に入るのは大豆を入れて蒸すための大きな圧力釜です。この中で大豆をまず蒸し、大豆を冷ましてから麹菌をつけて菌を培養します。

蒸した大豆を冷ましている様子

蒸した大豆を冷ましている様子

菌を混ぜているところ

麹菌を混ぜているところ

菌を繁殖させやすくするためみそだまにする

菌を繁殖させやすくするためみそだまにします。

運んで行く様子

みそだまを運んで行く様子

その後、室の中に2日間置いて、麹菌を繁殖させます。大豆を蒸し始めてからここまでで約3日間かかります。

室の中に2日間置いて麹菌を繁殖させる

室の中で麹菌を繁殖させる

その後、工場内に80もある巨大な白い発酵タンクに入れて5ヶ月半ほど発酵させます。

発酵タンク

巨大な発酵タンク

発酵タンク上から見たところ

発酵タンク上から見たところ

濃い口醤油の場合は原料が1に対して液体が1.3ほどあるのでかき混ぜなくても発酵が進んで行きますが、たまり醤油の場合は原料1に対して液体が0.9と少ないので、下にたまった液体をすくいあげて、上からかけると言う作業を繰り返し行います。

底にたまった液体を上からかけて混ぜてる様子

底にたまった液体を上からかけて混ぜてる様子

5ヶ月半もかけて発酵させた後、いよいよ濾布と言う大きな布を何枚にも重ねたもので醤油を絞ります。この工程には約3日間かかります。

手前の濾布で液体を絞って醤油に

手前の濾布で液体を絞って醤油に

絞ってるところ

この中で醤油を絞ってます。

絞り終わった後の濾布はこんな感じです↓。

絞り終わったあとの濾布

搾りかす

絞った後に残った搾りかすです。

その後、加熱処理をして成分調整した後、加熱した時に出て来るオリが底の方に溜まるのを待つため3日間ほど「静置」します。

そしていよいよ出来上がった醤油を瓶詰めにし、ラベルを貼って箱に詰めて出荷です。ここまでで約半年間。本当に長い時間をかけて丁寧に製品を作っています。

醤油を瓶に詰めてる様子

醤油を瓶に詰めてる様子

瓶にラベルを貼ってるところ

瓶にラベルを貼ってるところ

商品をチェックする佐藤社長

商品をチェックする佐藤社長

醤油を箱に詰める作業

醤油を箱に詰める作業

バージニア州には多くのワイナリーがあって、訪問すると自社製のワインを試飲できるバーなどが常設されている場合が多いですが、佐藤社長はワイナリーのように、この醤油工場でも醤油のテイスティングができるような「溜まりバー」を将来は作りたいと考えているそうです。

溜まり場

工場見学の間に、発酵してから数日しか立っていない醤油もどきの液体や、発酵4ヶ月たった醤油に近づいたものなどテイスティングさせてもらいましたが、時間と共に味が全然変わって行くのがわかり、とても面白い経験でした。

最後には、佐藤社長からSan-Jグッズのプレゼントを頂きました♪私はオーガニック派なので、実はお醤油はいつもこのSan-Jのオーガニックの溜まり醤油を拙宅でも愛用しています♪コクがあって和食を中心にお料理全般にとても合うので、この現地生産のお醤油を是非試してみて下さいね。

ツアーの後頂いたお土産

ツアーの後頂いたお土産

San-J International
住所:2880 Sprouse Drive Henrico, Virginia 23231
電話:804-226-8333
※San-Jの商品の詳細などはこちらの公式HPから。
※工場見学の申し込みはワシントンライフスタイルのお問い合わせ(←こちらをクリック!)から連絡を頂ければ、佐藤隆社長をご紹介致します。