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フランクリン・D・ルーズベルト記念公園


FDR記念公園

フランクリン・D・ルーズベルト記念公園

アメリカを大恐慌から救い、第二次世界大戦を指揮するなど、史上最長の13年間に渡り、アメリカの大統領を務めたフランクリン・D・ルーズベルト大統領の軌跡を銅像や6つの滝、御影石などで4つの「ルーム」に分けて表現しているのが「フランクリン・D・ルーズベルト記念公園 」です。

リンカーンメモリアル近くの公園入り口を入ると、まず「第一回就任式」をテーマとした「第1のルーム」。そして次に大恐慌の「飢えと希望」をテーマとした「第2ルーム」があります。大恐慌を打開するため、ルーズベルト大統領は就任後わずか90日で「ニューディール政策」を発表しましたが、ルーズベルト大統領のラジオ演説に耳を傾ける市民の姿や、パンを買うために列を作って待っている5人の市民の姿などが銅像で描かれています。

第2のルーム

「飢えと希望」をテーマとした第2のルーム。ジョージシーガル作

「第3のルーム」は「戦争と破壊と混乱」が表現されていて、「I have seen war」で始まり、「I hate war.」で終わるルーズベルト大統領の言葉が刻まれているほか、ルーズベルト大統領が愛犬のFalaと一緒にいる銅像が置かれています。

ルーズベルト大統領の言葉

ルーズベルト大統領の言葉「I have seen war.」「I hate war.」

フランクリン・D・ルーズベルト記念公園

フランクリン・D・ルーズベルト記念公園。愛犬Falaとルーズベルト大統領。

「第4のルーム」は「平和への礎」がテーマで、第二次世界大戦が終わった後を表現。このルームには、アメリカでも最も人気が高いファーストレディの1人「エレノア・ルーズベルト夫人」が国連のエンブレムの前でたたずむ銅像があり、これはエレノア夫人が国連の活動に献身したことを表しています。

エレノア・ルーズベルト夫人の銅像

人気が高いエレノア・ルーズベルト夫人の銅像

ちなみに公園の入り口には、ちょっとしたお土産品を買うことができるギフトショップもあります。

ギフトショップ

記念公園の入り口付近にあるギフトショップ

実はルーズベルト大統領は39歳の時にポリオで下半身不随となり、それからずっと車椅子での生活を余儀なくされましたが、彼が個人的にデザインして作らせ、その後実際に使っていた車椅子のレプリカがこのお店の中にひっそりと飾られています。

ルーズベルト大統領の車椅子

ルーズベルト大統領が使っていた車椅子のレプリカ。ギフトショップの中にあります。

また公園の入り口近くには、車椅子に乗るフランクリン・D・ルーズベルト大統領の銅像もありますが、大統領就任中には車椅子での生活を余儀なくされていたことを国民には隠していたため、記念公園で車椅子姿のFRDを見せることに関しても論争がありました。歴史家や身体障害者の人権団体の中には、ルーズベルト大統領は体が不自由だったからこそ強かったのだとして記念公園でも積極的に事実を見せるべきだと主張しましたが、「第3のルーム」にあるFDRの銅像についてはデザイナーが車椅子姿を見せることに反対し、車椅子をマントで隠しています。

障害をものともせず、大統領と言う重責を全うしたルーズベルト大統領は今では不屈な精神のシンボルでもあり、今でもアメリカ国民から人気がある大統領です。

ルーズベルト大統領

公園入り口にあるルーズベルト大統領の銅像。大統領就任中は車椅子であることを隠していました。

フランクリン・D・ルーズベルト記念公園は、タイダルベイスンのほとりにあり、緑やいくつもの滝に囲まれた美しい公園でもあるので、是非ゆったりと時間を過ごして下さい♪ジェファーソンメモリアルやリンカーンメモリアルからは徒歩圏内ですので、足を伸ばしてみて下さい。

 フランクリン・D・ルーズベルト記念公園

自然美も楽しめるFRD記念公園

フランクリン・D・ルーズベルト記念公園
住所:400 West Basin Drive SW, Washington, D.C.
   (Nearest Intersection: West Basin Drive SW & Ohio Drive. SW)
電話:202-426-6841
HP:http://www.nps.gov/frde/index.htm
営業時間:24時間いつでも訪れることができます。
     質問などに答えてくれるレンジャーは毎日朝9時半から午後11時半まで。
     朝10時〜午後11時までは1時間ごとにガイド付きツアーも
→次の観光スポット「キング牧師記念碑」へ。