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ドガの「ダンスリハーサル」「バレエの踊り子」


ドガの「ダンスリハーサル」
 

ドガの「ダンスリハーサル (Dance Rehearsal)」1875-1876
フランスの印象派の画家で彫刻家のエドガー・ドガは1834年、パリで銀行家の一家に生まれました。1855年に名門エコール・デ・ボサールに入学し、アングル派の画家ルイ・ラモートに師事し絵を学びました。

ドガの作品には室内風景を描いたものが多いですが、これはドガが網膜の病気を患っていて外に出ることがままならなかったことも関係しているとされています。

またドガは特にバレエの「踊り子」や「浴女」を題材にした作品が多いことでも知られています。銀行家の息子で、経済的にも比較的余裕があったドガは、バレエが好きで、オペラ座の定期会員になっていましたが、当時の定期会員は特権的にオペラ座の楽屋や稽古場に自由に立ち入ることが許されていたそうで、ドガはそうした際に見た稽古風景などを多く作品として残しています。

フィリップスコレクションにあるドガの作品「ダンスリハーサル」「バレエの踊り子」もそうした踊り子の作品の1つです。

ドガの「Dancers at the Barre」
 

ドガの「バレエの踊り子(Dancers at the Barre)1890」
1874年、銀行家の父が借金を残したまま死去したため、ドガは借金返済のために家や財産などを売却を余儀なくされています。ドガは多くのパステル画も残していますが、これは借金返済のために多くの絵を描く必要があったと言う理由もあると言われています。

ドガの「After the Bath」
 

ドガの「After the Bath」1895
晩年は視力の衰えから彫刻を制作し、踊り子などを題材とした彫刻作品も残しています。