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飛行のパイオニア(Barron Hilton Pioneer of Flight)2階


アメリヤ・イアハートのベガ

女性で初めて大西洋の単独横断に成功したアメリヤ・イアハートのベガ

飛行のパイオニアと名付けられたこの展示場の目玉は何と言っても、1927年のチャールズ・リンドバーグに続き、1932年に女性で初めて大西洋の単独横断に成功したアメリヤ・イアハートの乗っていた真っ赤な機体、ロッキードの「ベガ」です。

1932年5月20日にイアハートはチャールズ・リンドバーグがパリに向けて飛んだ単独飛行と同じルートを飛ぶ事を目標にニューファンドランド島のグレース湾からロッキードのベガで出発しました。強い北風と機械的な問題でアイルランドの牧場に着陸せざる得ませんでしたが、イアハートはこの大西洋単独横断飛行の成功で、議会からの空軍殊勲十字章やフランス政府からのレジオン・ド・ヌール勲章など様々な賞を受け取り一躍有名になりました。

8月24日には、女性では初のアメリカ大陸単独横断無着陸飛行に成功したほか、1935年1月11日には、ハワイのホノルルからカリフォルニア州オークランドまで3875km飛行するのに女性として初めて成功しました。

イアハートはその後、1937年6月に世界一周旅行に飛び立ちましたが南太平洋状で消息不明に。燃料を使い果たして不時着水したか、墜落したと見られていますが謎の多い最後だけあって未だにアメリカでは英雄視されています。

ロッキード・シリウス

リンドバーグが乗って日本にやって来たロッキード・シリウス

1931年に北太平洋航路調査のためニューヨークからカナダ、アラスカ、シベリアを経て、日本や中国まで飛行したチャールズ・リンドバーグと妻のアンが乗っていた機体、ロッキードの水上機シリウス号も展示の目玉です。日本には、国後島、根室市、霞ヶ浦、大阪、福岡まで訪れており、当時、日本側からも大歓迎を受けました。アンはこの飛行について書いた「翼よ、北へ(NORTH TO THE ORIENT) 」をその後発表しています。

この機体で日本にまでやって来たかと思うと、感慨深いですね!