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議会図書館


議会図書館外観
 

世界最大を誇る国立の図書館です。
議会議事堂のすぐ横にある議会図書館は書籍や雑誌以外にも音声資料、写真、地図、楽譜、映画、原稿など1億5800万点をこすコレクションを誇る世界最大を誇る国立の図書館です。

少し敷居が高いように感じる人も多いようですが、18歳以上で写真付きのIDを持っている人なら誰でも自由に入って無料で本を読んだり、展示物を見たりできるのです。

議会図書館の設立は1800年のことですが、1814年にワシントンに侵攻して来たイギリス軍によって火をつけられ全て焼かれてしまいました。このニュースに心を痛めたのが既に引退していた前大統領のトーマスジェファーソンで、彼がパリに滞在していた頃に古本屋などで集めた自らの蔵書6487冊を提供することを申し出、議会はこれを2万3950ドルで買い入れ、今の議会図書館の基礎ができました。

ジェファーソンの蔵書コーナー
 

議会図書館ではジェファーソンが提供した蔵書を集め一般公開しています

議会図書館は3つの建物からできていますが、中でも最も古く、最も美しいとされているのがトーマスジェファーソン館で1897年に開館しました。イタリア産の大理石できていて、天井にはモザイク画やステンドグラスなどがありとても美しい建物です。

トーマスジェファーソン館の1階大ホール
 

トーマスジェファーソン館の1階大ホール
天井部分
 

トーマスジェファーソン館の1階の天井部分。
また、1階の大ホールには1450年代半ばにドイツで作成された手書きのマインツの大聖書と活版印刷のグーテンベルグ聖書の展示があるので必見です。グーテンベルグ聖書はヨーロッパで金属製の活版印刷技術を使って印刷された最初の書物です。

グーテンベルグ聖書
 

グーテンベルグ聖書
マインツの聖書
 

マインツの聖書
更にトーマスジェファーソン館の2階に行くと、その東側にある階段のある壁には、ガラスや緊迫、大理石を用いて作られたエリューヴィッター作のミネルヴァのモザイク画があります。このミネルヴァの足下を注目するとどの角度から見ても、足が自分の方を向いているのに気付きます。とっても不思議です!

ミネルヴァのモザイク画
 

ミネルヴァのモザイク画
その階段を登ると議会図書館のメインの読書室を上から見学出来るのですが、その大きさ、豪華さにビックリです。床から天井まではなんと49mもありこんなところで読書をしたら、気持がいいだろうな〜と思うような読書室です。

メインの読書室
 

メインの読書室。床から天井までは49m!
ちなみに議会図書館には全部で23の読書室があり、18歳以上で写真付きのIDを持っていれば誰でも自由に入ることができます。子供用の絵本などがいっぱいある子供向けの読書室もあり、親子連れなどが訪れていました。

子供用の読書室
 

子供用の読書室
またあまり知られていませんが、議会図書館にはクーリジ大講堂と言う大きなホールがあり、ここでコンサートなどを行ったりしているそうです。

クーリジ大講堂
 

コンサートなどが行われるクーリジ大講堂
また議会図書館には様々な展示室もあるので時間があったら足を伸ばしてみて下さい。アメリカの有名な作曲家のジョージ・ガーシュウィンのピアノなどもそのうちの1つです。

ジョージ・ガーシュウィンのピアノ
 

アメリカの著名な作曲家ジョージ・ガーシュウィンのピアノ
また、議会図書館には日本を含むアジア関係の書物などが集められたアジア部もあるのですが、実はここには日本から1654年の「絵入り源氏物語」全60巻や、1540年代に作られた室町時代の「源氏物語の写本」全54巻などのほか、伊能忠敬の書いた地図のコピー平家物語なども所蔵しています。しかも、こんな貴重なものなのに、事前にきちんと手続きさえすれば基本的には誰でもこうした貴重なものも見ることができると言う議会図書館の姿勢には驚きました。

私も実際にそうした貴重な所蔵物を見せてもらい、写真まで撮らせてもらいました。ただHPなどには掲載はできないそうで写真でご紹介できずに残念です。

日本の雑誌もいっぱい置いてあるので、たまに日本が恋しくなったらここに来るのもいいかもしれません。

また議会図書館は自由に入って見学出来ますが、月曜日〜土曜日まで毎時間ごとに1時間ほどのツアーも行われています。気になる方はインフォメーションセンターでチェックしてみて下さいね

議会図書館(Library of Congress)
住所:101 Independence Avenue Southeast, Washington, D.C., DC 20540
電話:(202) 707-5000
詳細は議会図書館の公式HPへ。