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大統領選第2戦!ニューハンプシャー州予備選で共和はトランプ氏、民主はサンダース氏が勝利!


アメリカ大統領選の民主、共和両党候補者指名争いは9日、第2戦となるニューハンプシャー州予備選が行われ、1日の初戦アイオワ州党員集会でそれぞれ2位だった共和党の不動産王のドナルド・トランプ氏(69)と民主党のバーニー・サンダース上院議員(74)が初勝利を飾りました。

勝利したトランプ氏 ニューハンプシャーの予備選を制した共和党のトランプ氏

共和党は集計率55%の時点で、不動産王のトランプ氏が33.8%、オハイオ州のケーシック知事が16.4%で、アメリカメディアは、トランプ氏が首位、ケーシック氏が2位を確実にしたと伝えています。そして、3位の座を巡って、初戦のアイオワ州の党員集会で勝利したクルーズ上院議員、ブッシュ元フロリダ州知事、初戦で躍進を見せたルビオ上院議員が激しく争う展開となっています。

共和党55%集計率
共和党55%集計率の時点。WSJより。

トランプ氏は勝利が確実となってから支持者の前に姿を現し「我々はアメリカを再び偉大な国にします!(We are going to make America great again)」といつものスローガンで勝利演説をスタート。家族やニューハンプシャー州の有権者に対し感謝の気持ちを述べた上で、自らが大統領になったら「オバマケアを撤廃」し、「国境には巨大な壁」を作って不法移民を防ぎ、ビジネスで「中国や日本、メキシコを打ち負かす」など持論を展開。そして「私は神が今まで作った大統領の中で最も偉大な仕事をする大統領になるだろう(I am going to be the greatest jobs president that God ever created)」と自信満々に宣言しました。

トランプ氏の勝利宣言のビデオは以下から↓。

出口調査の結果によりますと、トランプ氏は女性からも男性からも、既婚者、独身者からも、そして低所得者からも高所得者からも、保守派からも穏健派からもまんべんなく票を得ていることが分かりました。票を取れなかったグループは自らを「熱心なキリスト教徒」とした層と、投票に関して「一般選挙で勝てる候補を優先した」と答えた層で、前者はクルーズ氏に、後者はルビオ氏に多くの票が流れたことも明らかになりました。

また、共和党の中でも穏健派として知られるケーシックオハイオ州知事が2位につけたことについては多くのアメリカメディアで驚きを持って受け止められました。ニューハンプシャー州は人口の約9割が白人で、リベラル層が多いことで知られているため、ケーシック氏が2位に食い込んだものと見られますが、政治専門サイトのリアルクリアポリティックスによりますと全米での支持率はわずか4%で6位。今後の戦いでこの勢いを保つのは難しそうです。

一方、民主党はアイオワ党員集会の後にマーティン・オマリー前メリーランド州知事(53)が選挙戦から撤退したため、民主社会主義者を自称するバーニー・サンダース氏ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の一騎打ちとなっていましたが、リベラル層が支持基盤で、若者と無党派層から圧倒的支持を得たサンダース氏が序盤戦から選挙戦を優位に進め、集計率56%の時点でサンダース氏が59.4%、クリントン氏が38.8%と圧倒的な大差で初勝利しました。

民主56%集計率 民主党56%集計率の時点。WSJより。

勝利したサンダース氏は支持者の前に姿を現し「9ヶ月前この地で選挙戦を始めた時はキャンペーンのための組織もなく、お金もなかった。しかし今では最もパワフルな政治的組織になったのです。そして今夜は記録的に高い投票率のおかげで勝利することが出来たのです!」と高らかに勝利宣言すると共に「富裕層1%のためだけでない、我々みんなのための経済を共に作り上げて行こうではないか!」と呼びかけました。

大差をつけられて破れたクリントン氏も支持者の前で演説し、「最初にサンダース上院議員にお祝いを申し上げたい。」と話した上で「ニューハンプシャー州のことは愛してる」などと述べて早々にニューハンプシャー州を後にしました。

クリントン氏は黒人やヒスパニック系の間での支持率が高いことでも知られており、これから選挙戦が南部に移るにつれて有利になると見られています。今回の敗北はそもそも予想されていたものですが、クリントン氏は特に若年層からの支持が圧倒的にバーニース氏に劣っているため、今後は若者対策などが課題になります。

選挙戦の次の焦点は20日のネバダ州の民主党党員集会、サウスカロライナ州の共和党予備選、そして10州以上の予備選や党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」です。今後、2人の争いは益々激しさを増すことになりそうです。

ニューハンプシャーのヒラリー次は負けられないクリントン氏。Facebookより。

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