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大統領選の初戦のアイオワ州党員集会!共和党はトランプ氏を押さえクルーズ氏が勝利、民主は僅差の大接戦!


11月のアメリカ大統領選に向けた民主、共和両党の候補者指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が1日州内およそ1700の地区で行われました。共和党ではテッド・クルーズ氏が勝利、民主党はクリントン氏とサンダーズ氏の大接戦を繰り広げましたが、僅差でヒラリー・クリントン氏が勝利した模様です。

クルーズ氏の勝利を伝えるWSJ 「クルーズ氏がトランプ氏を負かした!」と伝えるWSJ電子版

8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指し12人が立候補している共和党は、イスラム教徒のアメリカ入国禁止など過激な発言を繰り返す不動産王のドナルド・トランプ氏がこれまで首位を保って来ましたが、初戦の敗北で、その勢いがそがれる可能性もあります。

集計率91%の時点で保守強硬派でアイオワで州で影響力を持つキリスト教福音派を基盤とするクルーズ上院議員が27.7%と首位を確保したのに対し、トランプ氏は24.4%で2位、続いて若手のホープとされるルビオ上院議員が僅差の23.1%で3位をつけたことが分かりました。

共和党結果

共和党アイオワ州党員集会の結果・集計率91%の時点。WSJより。

 

投票から3時間ほど経った午後10時半過ぎ(日本時間の午後12時半過ぎ)から、AP通信やウォールストリートジャーナルなどアメリカメディアがこぞって、「クルーズ氏がアイオワ州を制した」と速報、クルーズ氏も早々に支持者の前に姿を表し「素晴らしいアイオワ州に神の祝福あれ!今夜は草の根運動の勝利、そしてアイオワ州とこの国の保守層の勝利なのです!」と勝利宣言を行いました。

トランプ氏は支持者の前で演説し、「2位だったが私はとても光栄だ。」と述べ、テッド・クルーズ氏に対し、祝意を述べると共に、明日からニューハンプシャー州に移動するとした上で「ニューハンプシャー州にでの勝利を願っている」と訴えました。

共和党のアイオワ州党員集会には4年前の2012年に比べ1・5倍となる過去最多の有権者が投票に訪れました。トランプ氏は党員集会への参加経験がない若年層に支持者が多く、投票に訪れる人が増えればトランプ氏には有利とされていましたが、結果は逆で、今後、戦略の練り直しが求められそうです。

ちなみに、得票率がわずか1.8%とふるわなかったマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事は、自らのツイッターで「正式に選挙戦を停止することにしました。支持をして下さった方々、ありがとう!」と選挙戦から撤退する意向を表明しました。

一方、3人が立候補していた民主党は、抜群の知名度と経験を生かし、女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官と、「民主社会主義者」を自称し、リベラル層や若年層から人気が高いサンダース上院議員が大接戦を繰り広げました。

集計率が95%の時点で、クリントン氏が49.9%、サンダース氏が49.6%と、と言う僅差の大接戦に。

95%民主党の結果

民主党アイオワ州党員集会の結果・集計率91%の時点。WSJより。

しかしクリントン氏はまだアメリカメディアが勝利速報を出す前、そして公式な最終結果が出る前に夫のビル・クリントン元大統領や娘のチェルシーさんと共に支持者の前に姿を現し、「なんて素晴らしい夜なんでしょう!とても感謝しています。みなさん、私に続いて下さい!党の指名候補を獲得しましょう!」とあたかも勝利宣言と受け取れる演説をして会場を後にしました。

続いて支持者の前に現れたサンダース氏は「まだ最終結果は出ていない。事実上は互角の戦いだ。(We are in a virtual tie.)」と最初に指摘すると会場から「バーニー」コールがわき上がりました。その上で「この機会にクリントン氏を祝福したい」とも述べ、互角の戦いを繰り広げているライバルに敬意を表しました。

ちなみに民主党の3人目の候補のマーチン・オマリー前メリーランド州知事は陰が薄く、支持率でも低迷していましたが、1日夜になって選挙戦から撤退することを決定しています。

次の関心は第2戦となる9日の東部ニューハンプシャー州の予備選です。今夜の勝者のクルーズ氏の勢いがこのまま続くのか、、クリントン氏はサンダース氏を引き離すことはできるのか、今後の展開が益々面白くなって来ました。

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