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チャイコフスキー国際コンクールで最高位のヴァイオリニスト川久保賜紀さんのコンサート&インタビュー!


世界各国で活躍中のヴィオリニストの川久保賜紀さんがワシントンDCに戻って来て、13日ジョージタウンにある大邸宅「エバメイ」でコンサートを行ったので、早速聴きに行って来ました!今回は「DCでこの人に聞きたい!」の番外編としてコンサートの後には特別にワシントンDCライフスタイルがミニインタビューもさせて頂きましたのでご報告です♫

川久保賜紀さんのコンサートのパンフレット 川久保賜紀さんのコンサートのパンフレット

ロサンゼルスで育った川久保賜紀さんは5歳の時にヴァイオリンを始め、R.リプセット、D.ディレイ、川崎雅夫、Z.ブロンの各氏に師事し、子供の頃からロサンジェルス・フィル、デトロイト響、ヒューストン響など北米の主なオーケストラと共演するなどその天才ぶりを発揮。

2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、2002年には世界三大コンクールの1つで世界的にも最も権威あるコンクールの1つ「チャイコフスキー国際コンクール」で最高位入賞(1位なしの2位)したほか、2007年にはワシントンDCを拠点とするS&R財団ワシントン・アワード賞受賞した、今もっとも期待される若手のヴァイオリニストです。現在はドイツに住みながら、世界中でコンサートを行っていらっしゃいます。

川久保賜紀さん 川久保賜紀さん

その川久保賜紀さんが、ピアニストの柳谷良さんの演奏でコンサートを行うとあって、会場となるジョージタウンにある大邸宅のエバメイに早速出かけて来ました♫

コンサートの前はワインやオードブルなどを片手に1時間ほどにわたって、ゲスト同士で談笑する機会があり、まずそれで優雅な気分になりました。

コンサートの前はワイン片手に歓談 コンサートの前はワイン片手に歓談

そして、いよいよコンサートが始まると言うことで、会場となる部屋に移りましたが、この部屋は客席とアーチストたちとの距離がとっても近いのがポイントで、普通のコンサートホールで行われるものよりも断然楽しむことが出来ました。

川久保賜紀さんのコンサートが始まる前 コンサートが始まる前の会場の様子

黒い素敵なドレスを着て登場した川久保賜紀さんは世界的なロシアの作曲家、チャイコフスキー「メロディ(Melodie)」や、オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーの有名な「美しきロスマリン (Schön Rosmarin)」など数々の名曲を1時間に渡って熱演。ピアニストの柳谷さんとの息もバッチリで、2人が仲が良い様子も伺えましたし、途中で2人から詳しい曲の説明があったりしてとっても楽しい時間となりました。

ちなみにコンサートの後は、今度はコーヒーや紅茶、デザートを食べながら歓談する機会があり、出演したアーチストとも気軽にお話ができるのでこれも素敵な時間でした。

そんな中、特別に時間を取って頂き、川久保賜紀さんにインタビューさせて頂きましたのでお伝えします♫

川久保賜紀さんミニインタビュー

川久保賜紀さんと良君 ヴィオリニストの川久保賜紀さんとピアノ演奏を担当した柳谷良さん

Qコンサートお疲れ様でした!まず、今日の曲目はどうやって選んだんですか?
A自分が好きな曲目や、お客さんが盛り上がるんじゃないかと思う曲を選びました。ちょうど今年新しいCDを出したのですがその多くを今日は演奏しましたよ。スペインやロシア、オーストリアなど様々な国の曲を選んだので難しい面もありましたが、そうした国の違いを感じてもらえたのではないかと思います。

Q最後は会場総立ちのスタンディングオベーションでしたね?
A今日のパートナーを務めてくれた良君と、すごく息があったのでどんどん盛り上がりました。音楽のパートナーはやはり相性があるんですよね。実は良君とは初めて2人で演奏したんですが、やりやすかったです。

Qコンサートの前って緊張するものですか?それとももうあまりに数多くこなされてるので緊張はしないものですか?
Aいやいや、やはり緊張しますよ〜。でも緊張していた方が逆にうまくできることもあるんですけどね。

Qコンサートの前に緊張をほぐすためにやるような儀式みたいなものはあるんですか?
A結構、ビタミンドリンクを飲みますね(笑)。免疫向上にも役立つので。

Q普段、ヴァイオリンの練習はどれくらいするものですか?
Aその日によりますね。3時間のときもあれば7時間練習することもありますし、弾かない日もあります。でも1週間弾かないと指が動かなくなるので練習はした方がいいですね。使っているのが指先の小さな筋肉ばかりなので練習しないと筋肉が間に合わなくなり指が思った通り動かなくなるのです。1mmとか0.001mmの早さが違うだけで、表現できる音楽が全く変わって来てしまうこともあります。

Q5歳の時にヴァイオリンを始められたそうですが、いつ自分はヴァイオリンに才能があると気づいたんですか?
Aまだ才能に気づいてないですよ(笑)。どちらかと言うと、気づいたらこういう道を進んでいたと言う感じなんです。でも子供の頃からいい先生に恵まれたからだと思います。私は5歳から8歳までが鈴木メソッドで学び、8歳からはリプセット先生に師事したのですが、2人目の父親のような存在で本当に大切に育ててもらい、同時に守ってもらえました。

Q子供の頃からヴァイオリンが好きだったんですか?
A小さい頃は練習は好きじゃなかったですよ(笑)。でも高校生くらいになってから練習しないといけないんだなと自覚するようになったのかな。とにかく先生が素晴らしかったのと両親のサポートのおかげだと思います。でも、やっぱりヴァイオリンが好きなんですよね。

Qヴァイオリンをやめようと思ったことは?
A何回もありますよ!1回本気で「もう辞めよう。普通の生活がしたい!」と高校生の時に思い、1ヶ月半ほどヴァイオリンから遠ざかっていたことがあります。でもやっぱり寂しくなって戻ってしまいました(笑)。

Q今後の目標は?
A最近ワシントンDCや日本などで音楽のプロデュースをする機会があったのですが、今後はもう少しビジネスサイドのことも勉強したいと思っています。そうしたことを通して素晴らしい人達と一緒に更に広い音楽を作りたいです。他のアーティストをプロデュースしつつ、私も参加して音楽を作り上げて行くのが楽しいんじゃないかと思います。

Q今度ワシントンDCにはいつ戻って来るんですか?
A来年2月にはまた戻って来ますよ。

Qありがとうございました!頑張って下さいね。
Aは〜い!

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インタビュー後記

ヴァイオリンを弾いている時は堂々たるもので、迫力たっぷりの演奏をするものの、お話しすると途端に口調がゆっくりでほんわかした雰囲気に変わってしまう保賜紀さん。逆にそのギャップが面白く、話していてもとっても楽しい女性です。

世界中でコンサートを行っているので体力的にも大変でしょうが、これからも益々活躍されることをお祈りしています!ワシントンDCに戻っていらっしゃった際にはまたコンサートに伺いたいと思います♫

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