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アメリカの10月の雇用統計:予想を上回る27.1万人増、12月の利上げに追い風。


アメリカの労働省が6日発表した10月の雇用統計によりますと、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数は市場の予測を大幅に上回り前の月に比べ27万1000人と、雇用回復の目安とされる20万人の大台を3カ月ぶりに上回りました。この10月の雇用者数の伸び幅は2014年12月(32万9000人)以来、10カ月ぶりの高水準で、FRB=連邦準備理事会が模索している12月の利上げに追い風となりそうです。

2015年10月の雇用統計10月の雇用統計

アメリカの就業者数は8月、9月と低調な結果が続いていましたが、改定値では合わせて1万2000人増加となり、直近3カ月の増加幅は平均18万7000人となったほか、今年1~10月の月間平均増加数は23万人と、景気回復の目安とされる20万人を上回る結果となっています。

また失業率は5.0%と前月から0.1ポイント低下し、リーマン・ショック前の2008年4月に並ぶ7年半ぶりの低水準となりました。

フルタイムの仕事が見つけられずに職探しを諦め、仕方なくパートタイムの仕事をしている人の割合も前の月から0.2ポイント低い9.8%と2008年5月以来の低い水準となっています。

更に、雇用改善が賃金の増加につながっていないことが懸念されていましたが、平均時給は25.20ドルで、前の年の同じ月と比べると2.5%上昇し、上昇のペースが加速、2009年以来最も健全な数字となりました。

記者会見するイエレン議長(6月17日) FRBのイエレン議長

FRBは12月15~16日に開くFOMC=連邦公開市場委員会で、およそ9年ぶりに利上げするかどうか検討する意向を示していますが、市場の予想を上回る今回の結果は、「12月の利上げを後押しするだろう」「FRBはもうこれ以上利上げを遅らせることは出来ないだろう」などとの見方が市場関係者の間で広がっています。

次の会合が開かれるまでに、来月12月初めに11月の雇用統計も発表されるので、その結果も合わせて見極めながら利上げの是非を判断する見通しです。

アメリカの10月の雇用統計はこちらから。(英文)

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