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2016年大統領選:クリントン氏が支持率急回復!カーソン氏がトランプ氏を抜き首位に。


来年の大統領選を巡る最新の世論調査によりますと、民主党では、ヒラリー・クリントン氏の支持率が急伸し6割に回復した一方、共和党では黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏が不動産王、ドナルド・トランプ氏に代わり首位に立ったことが分かりました。

支持率6割を回復したヒラリークリントン氏支持率6割を回復したヒラリークリントン氏。Facebookより

ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビが共同で行った世論調査によりますと、民主党ではクリントン氏に対する支持率が62%と、9月の53%よりも更に支持を広げた一方で、ライバルのバーニー・サンダース上院議員9月から2ポイント下落して支持率31%と、その差が更に広がったことが分かりました。

背景には出馬待望論のあったバイデン副大統領が結局、不出馬を決めたことと、クリントン氏がリビアのアメリカ領事館襲撃事件や私用メール問題に絡む11時間にも渡る議会証言を、うまく乗り切ったたことが影響していると見られます。

最新の世論調査(NBC/WSJ)
※民主党候補者に対する支持率

・クリントン氏: 62%

・サンダース氏: 31%

• オマーリー氏: 3%

一方、共和党支持層でのカーソン氏に対する支持は”29%”と、23%の支持率を集めたトランプ氏を抜き去って首位になったことが明らかになりました。

そしてマルコ・ルビオ上院議員11%で3位、テッド・クルーズ上院議員10%で4位に付けたのに続き、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事8%とほぼ横ばいの結果となりました。

首位に躍り出たカーソン氏 首位に躍り出たカーソン氏。Facebookより

最新の世論調査(NBC/WSJ)
※共和党候補者に対する支持率

• カーソン氏: 29%

• トランプ氏: 23%

• ルビオ氏: 11%

• クルーズ氏: 10%

• ブッシュ氏: 8%

・フィオリーナ氏:3%

・ケーシック氏:3%

・クリスティー氏:3%

・ハッカビー氏:3%

・ポール氏:2%

(以下省略・笑)

ブッシュ氏は最近、資金難から40%もの人件費をカットする大幅なリストラ策を発表したことで話題になりましたが、共和党支持者の間で「投票を考慮する対象ではない」と答えた人が52%にものぼるなど、いまだに支持率が伸びずに苦戦している様子が浮き彫りになりました。

トランプ氏は早速こうした世論調査の結果を見て、「ブッシュ氏は選挙戦から撤退した方がいい。彼は(共和党候補に選ばれる)可能性はもうないんだから」と歯にモノを着せぬ発言をする一方で(笑)、新しい著書「Cripped America」を出版するなどして、自身の支持率挽回をはかっています。

また特に興味深かったのは、仮に今大統領選が行われたと仮定して共和党候補者それぞれと民主党のクリントン氏に対する支持率を観た場合、カーソン氏だけがクリントン氏と支持率47%で並ぶまったくのタイで、共和党候補の中では一番有力なことが分かったことです。アメリカメディアでもこの点が大きく取り上げられています。

例えば、無党派層の中での支持率だけで言うとクリントン支持が34%なのに対し、カーソン氏は47%の支持を集めており、カーソン氏がクリントン氏と互角の戦いとなっている背景は、無党派層の取り込みに成功しているからと見られています。

最新の世論調査(NBC/WSJ)
※クリントン氏と共和党候補それぞれが一般選挙で戦った場合の支持率

クリントン氏:47% VS カーソン氏:47%

クリントン氏:50% VS トランプ氏:42%

クリントン氏:47% VS ルビオ氏:44%

クリントン氏:47% VS ブッシュ氏:43%

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この調子で行けば、クリントン氏がよほどの大失敗をしたり、新たなスキャンダルが飛び出したりしない限り、民主党の指名候補獲得はかなり現実的なものとなってきた感がありますが、注目なのは共和党です。

相変わらず非政治家のカーソン氏とトランプ氏が1位、2位を独占していますが、このままカーソン氏が逃げ切るのか、トランプ氏が首位を奪還するのか、ルビオ氏やブッシュ氏の巻き返しはあるのか、ワシントンDCのポリティカルジャンキー(=病み付きの政治話好き)にとってはこれからの展開が楽しみとなって来ました。

NBCとWSJの共同世論調査の結果はこちらから。(英文)

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