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FRBは予想通り利上げ見送り。12月の会合での利上げを示唆!


FRB=アメリカ連邦準備理事会は28日開いたFOMC=連邦公開市場委員会で、事実上のゼロ金利政策を維持することを決定すると同時に、経済情勢次第では次回の12月のFOMCの会合で利上げする可能性があることを明確に示したことが注目されています。

声明では「経済活動は緩やかに拡大している」との従来の見解を繰り返しましたが、同時に「雇用増加のペースは鈍化している」とも述べ雇用環境が弱くなっていることを指摘しました。

その上で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0~0.25%とする現行のゼロ金利政策を、9対1の賛成多数で維持することを決めました。

ゼロ金利の維持は予想されていたことで、それほど驚きはありませんでしたが、今回注目されたのは声明文の中で「次回(12月)の会合で利上げをするのが適切かどうかを判断するかどうかは、雇用の最大化とインフレ2%の目標に対する実績と見通しの両面から評価していく。(=In determining whether it will be appropriate to raise the target range at its next meeting, the Committee will assess progress–both realized and expected–toward its objectives of maximum employment and 2 percent inflation.)」と付け加え、12月の会合で利上げする可能性に含みを残したことです。

これまでFOMCは声明文の中で利上げするタイミングに関する時期について明確に示唆したことはなかったため、注目を集めましたが、これは年内の利上げはないだろうとの観測が市場で広がりつつあったことを押し返す目的があったものと見られています。

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最近、アメリカの景気に関しては、雇用市場の回復の目安となる非農業部門の就業者数の増加数が2ヶ月連続で大台の20万人を割り込むなやや弱い経済指標が続いていました。FOMCの直後に商務省が発表した7〜9月期の実質経済成長率も年率換算で1・5%に原則しています。

次回のFOMCは12月15、16日に開かれる予定ですが、それまでに発表されるアメリカの7~9月期のGDP=国内総生産の統計や、10、11月と雇用統計が重要な経済指標となりそうです。

FRBのイエレン議長は来週、議会の公聴会で証言する予定で、利上げのタイミングに関しどのような発言が飛び出すかも注目されます。

FRBより。2015年10月30日 イエレン議長。FRBより

FOMCの声明文はこちら(英文)

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