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2016年大統領選:最新世論調査でやはり首位のトランプ氏、ブッシュ氏とツイッター上で面白過ぎる大論争!


何かと過激発言が多い不動産王ドナルド・トランプ氏ですが、最新の世論調査によりますと、数々の不適切発言にも関わらず、なんと支持率がこれまでで最も高い25%に達し、相変わらず首位に立っていることが分かりました。

当のトランプ氏はここ数日、9.11テロの対応を巡りジョージ・ブッシュ元大統領への攻撃を続けており、兄をかばおうとするジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事との間で見ていておかしい程の激しいつばぜり合いを演じています。

トランプ氏
ドナルド・トランプ氏

NBCとウォールストリートジャーナルが共同で行った世論調査によりますと、共和党の予備選に行くつもりと答えた有権者の間でのトランプ氏に対する支持率は数々の問題発言にも関わらず25%と9月より4ポイント増加して首位を保っているのに続き、「イスラム教徒はアメリカ大統領になるべきではない」との発言で物議をかもした脳外科医のベン・カーソン氏も何故か9月から2ポイント支持率を増やして22%で2位。更に切れのいい発言で討論会を無事に乗り切ったマルコ・ルビオ氏も9月から2ポイント伸ばして11%の支持率で3位につけていることが分かりました。

一方、前回の共和党の討論会で善戦ぶりを受け、支持率が急浮上していたHP=ヒューレッドパッカードの元CEOのカーリー・フィオリーナ氏は9月から4ポイント支持率を落とし7%と6位に落ち込んだほか、かつては本命と言われたジェブ・ブッシュ氏は9月より1ポイント低い8%と支持率は低迷しています。

最新の世論調査(NBC/WSJ。10月19日発表)
※共和党候補者に対する支持率。( )内は9月時点の支持率
Trump 25%(←21%)
Carson 22%(←20%)
Rubio 13%(←11%)
Cruz 9%(←5%)
Bush 8%(←7%)
Fiorina 7%(←11%)
Huckabee 3%(←2%)
Kasich 3%(←6%)
Paul 2%(←3%)
Christie 1%(←3%)
Jindal 0%
Santorum 0%
Pataki 0%
Graham 0%

ジェブ・ブッシュ氏と同じフロリダ州を基盤とする上院議員で、かつての側近でもあったマルコ・ルビオ氏の支持率の方がブッシュ氏よりも高いこと指摘して、トランプ氏は早速「自分の弟子よりも支持率が低いじゃないか!」などとジェブ・ブッシュ氏を馬鹿にするコメントをツイッターに投稿しています。

このツイッター投稿からも分かるように、ここ数日トランプ氏が攻撃のターゲットにしているのはライバルのジェブ・ブッシュ氏です。  

9.11同時多発テロが起きたことについて、当時のジョージ・ブッシュ前大統領を「責めているわけではないが、彼が大統領だった時に起きたことだ」とした上で、「ジェブ・ブッシュ氏はいつも『兄はアメリカの安全を保った』言うが、そんなことは言ってほしくないね。この国で最も悲惨な出来事が起きたんだから」と攻撃。  

またトランプ氏は不法移民に対して厳しい政策を取っているため、「もし自分が大統領だったならば、ハイジャック犯がアメリカに入国するのを阻止できていた可能性が高く、テロを未然に阻止できていただろう」と強調しました。 これをきっかけに、ジェブ・ブッシュ氏とトランプ氏の言い争いが勃発。

ツイッター上なので、激しくお互いを攻撃し合いました。  

面白いのでいくつか紹介します(笑)    

ブッシュ:「911を兄のせいにするなんて、トランプ氏はどれだけ哀れな奴なんだ。兄はアメリカの安全を保ったんだ」と攻撃。↓ 

トランプ:「違うよ。哀れなのはブッシュ、お前だよ。お前の兄さんが大統領だった時にNYの世界貿易センターが崩れ落ちたのに、何も起きなかったって言うんだから」

トランプ:「好きかどうかはともかく、アメリカはお前よりももっとエネルギーとスピリットがある人物を求めてるんだよ!」

これに対しジェブ・ブッシュ氏は「トランプ氏の馬鹿げた発言は大統領としての判断力を持っているのかと改めて疑問を投げかけるものだ」などとツイッターに投稿するとともに、トランプ氏の過去の発言をビデオにまとめて、攻撃仕返すキャンペーンを始めました。↓このビデオもちょっと面白かったので良かったら見てみて下さい。

これに対し、もちろんトランプ氏も反撃。

トランプ:「ブッシュよ、兄をかばうのをやめて自分の支持率が低いのをどうにかすることに集中した方がいいんじゃないの?」

その後、ブッシュ氏は諦めたのかツイッター上でトランプ氏を攻撃するのをやめましたが、トランプ氏の方は攻撃の手を緩めません。どんどんブッシュ攻撃を続けています。

トランプ:「大量破壊兵器もないのに、なんで君の兄はイラクを攻撃して中東を不安定化させるようなことをしたんだ?」

トランプ:「ジェブは悲惨な出来事(911)を弁護しようとしてるけど、私はそうしたことが二度と起きないようにするために戦ってるんだ。ジェブはソフト過ぎ。もっとタフで、賢くならなくちゃ」

トランプ:「こんな男に核のボタンを持たせるなんて、誰が信頼できるんだ?」

とにかく、攻撃し放題。アメリカの大統領選の中でもここまでツイッターで執拗に個人攻撃する人はいなかったのではないでしょうか。(苦笑)。

そんな言いたい放題のトランプ氏ですが、支持率が結局落ちていないのですからアメリカも不思議です。

トランプ氏の人気がなかなか根強い理由をいくつか考えてみましたが、まずは自らが司会を務める人気テレビ番組などを通じて最初から圧倒的知名度を誇っていたこと。また本当は思っていても表立っては言えないことをトランプ氏が平気で代弁して発言するのを気持ちがいい、と思っている国民が多いと言うこと。そしてビジネスで成功したトランプ氏に、同じように国の舵取りを期待する層がある一定の数いると言うこと、そして歴代の大統領は資金集めに貢献した大口献金者の意見を無視できない傾向が少なからずありましたが(オバマ大統領は大口献金者を次々と小さな国の大使に任命するなどしています)、億万長者のトランプ氏は自らの資金で大統領選を戦っているので、「私は誰にも支配されていない」と言えることもプラスに働いているのではないかと思います。

さあ、トランプ氏の勢いはどこまで続くでしょうか?

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