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オバマ大統領がついに謝罪!でも「遅過ぎる」謝罪と「お粗末」な対応に批判も。


アフガニスタンのクンドゥズでノーベル平和賞も受賞した国際的なNGO「国境なき医師団」の病院が空爆され、子供3人を含む患者や医者ら22人が死亡した事件で、オバマ大統領は7日、国境なき医師団のジョアン・リュー会長に電話をし、アメリカ軍が誤爆したことを認めた上で初めて謝罪しました。

またアフガンのガニ大統領にも電話し、「悲劇的な事件」として哀悼の意をを伝えました。

国境なき医師団、病院内 アフガニスタンのクンドゥズの病院で。国境なき医師団のFacebookより。

ホワイトハウスのアーネスト報道官によりますと、オバマ大統領はリュー会長に電話で謝罪した上で、「アメリカ軍誤爆で犠牲になった病院スタッフや患者」に対し「哀悼の意をささげる」と語り、誤爆だったとの認識を改めて明らかにした上で謝罪しました。また国防総省が行っている調査を通じて「透明性を伴った完全で客観的事実関係が明らかになることを保証する」と強調しました。

この謝罪について国境なき医師団は「オバマ大統領の謝罪はありがたいが何も変わらない」と反発。今回の事件は戦時の人道上の義務を定めたジュネーブ条約に基づく「戦争犯罪」に該当すると改めて主張し、「独立した中立の機関によって調査されなければならない」と強調しました。

独立した調査を求める国境なき医師団のTwitte↓

今回の国境なき医師団の病院の誤爆については、アメリカの国防総省による説明が二転三転しており、批判が高まっていました。

まず誤爆が起きた直後には、「アメリカ軍が攻撃されたため」と説明していましたが、すぐに「攻撃されていなかった」と180度説明を変えた上で「攻撃はアフガン軍の要請に基づくものだった」との説明に変換。その後になってある国防総省高官は「低いレベルのアメリカ軍の兵士が間違えたもの」と釈明しました。

昨日、6日になってようやくアフガン駐留アメリカ軍トップのキャンベル司令官が議会公聴会で誤爆だったことを認めましたが、ホワイトハウスのアーネスト報道官は複数の機関による調査が一層の進展を示すまでアメリカは謝罪をしない、と言う姿勢を強調していました。

翌日になってその姿勢を一転し、オバマ大統領が改めてアメリカ軍の間違いを明確に認めた上で、謝罪に踏み切りましたが、「謝罪は遅過ぎた」との批判の声が広がっています。

国境なき医師団はスイスに本部を置く国際人道法の違反について調べる国際機関、IHFFC=国際人道事実調査委員会に対して、すでに調査を要請し、全容の解明を求めていますが、アメリカ政府は国防省を含む3つの組織が現在が行っている調査で十分だとして、国境なき医師団の要求を受け入れない姿勢です。

アフガニスタンの病院内 アフガニスタンの国境なき医師団の病院内。Facebookより。

しかし、今回の誤爆を巡ってはアメリカ軍の説明が信じられない程、二転三転しており、まさに「お粗末」としか言えない対応です。

アーネスト報道官は本日7日の会見で「アメリカは間違いを犯したら正直に明らかにする自ら進んで謝罪する」と述べていましたが、裏返せば、これまで「正直に対応して来なかった」のでダメージコントロールのために敢えて強調して言っているように聞こえました。

アメリカ政府と軍はもう少し真摯に最初から対応すべきだったのではないでしょうか。

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