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2016年大統領選。共和党候補者内の支持率大変化!トランプ下落、フィオリーナ上昇、ウォーカー氏が脱落!


先週水曜日に行われた来年のアメリカ大統領選に向けた第2回目の共和党候補者討論会後の最新の世論調査が発表され、これまで首位を独走していた不動産王のドナルド・トランプ氏は1位を維持したものの、支持率が大幅に下落、一方で討論会を見事に乗り切ったと評価された唯一の女性候補でコンピューター大手HP(ヒューレット・パッカード)の元CEOのカーリー・フィオリーナ氏が2位に大浮上したことが明らかになりました。

2位に浮上したフィオリーナ氏討論会で評価の高かったフィオリーナ氏が2位に大浮上!

CNNが行った最新の世論調査によりますと、トランプ氏は支持率24%で首位を維持したものの、今月上旬から8ポイント下落した一方で、フィオリーナ氏は12ポイントも増え支持率15%で2位。続いてこれまで2位だった元神経外科医カーソン氏は5ポイント減の14%で3位に後退したほか、外交政策などできちんと持論を展開したルビオ上院議員が8ポイント増の11%で4位に浮上、そしてかつては大本命とされたブッシュ元フロリダ州知事9%で5位と低迷していることが明らかになりました。

最新の世論調査(9月20日発表、CNN/ORC)
Trump 24%
Fiorina 15%
Carson 14%
Rubio 11%
Bush 9%
Cruz 6%
Huckabee 6%
Paul 4%
Christie 3%
Kasich 2%
Perry 1%
Santorum 1%
Jindal 0%
Graham 0%
Walker 0%

支持率の変化・WashingtonPostより

大きく変化した共和党候補への支持率。Washington Postより

中でも悲惨なのは一時は支持率首位に立ち、共和党の有力候補の一人と目されていた’スコット・ウォーカーウィスコンシン州知事’で、前回の討論会でも最も発言時間が少なく、評価が低かったこともあり今回の調査では支持率1%以下で計測不能にまで落ち込んでしまいました。

こうした状況を受け、ウォーカー氏はついに21日夕方地元で記者会見を開き、’大統領選から撤退することを表明’しました。リック・ペリー前テキサス州知事に引き続き、共和党の予備選からの脱落者はこれで2人目となりました。

ウォーカー氏のFacebookより選挙戦からの撤退を表明したウォーカー氏。Facebookより

一方、ダントツ1位だったのに支持率が下落してしまったトランプ氏は、最新の世論調査の結果が判明するやいなや、危機感を感じたのか様々なメディアに出演し’「フィオリーナ氏の話を5分以上聞いていると頭痛がしてくる」「彼女のHPのCEO 時代の実績は悲惨だった」’などとフィオリーナ氏への個人攻撃を徹底して始めています。

そして、もちろんツイッターでも’「フィオリーナ氏が共和党の候補として指名を勝ち取ることはないし、民主党候補に勝利することもあり得ない」’とライバル心むき出しの投稿をしています。

フィオリーナ氏をこきおろすトランプ氏のツイート↓

ちなみにトランプ氏は討論会の翌日にニューハンプシャー州で行われた集会で、あるトランプ氏の支援者が質問に立ったとき、「この国はイスラム教徒という問題を抱えている。(オバマ)大統領もその一人だ。」と発言しましたが、その際トランプ氏はオバマ大統領はキリスト教徒で事実と違う、と否定しなかったことをアメリカメディアから問題視され、ここ数日批判報道が続いています。トランプ氏はこうした批判には問題に真っ正面からは答えず「私はイスラム教徒は好きだ」「人の信仰について話すのは適切ではない」などと、お茶を濁すコメントをするにとどまっています。

また最近までトランプ氏に続いて支持率2位で、現在も3位に付けている脳外科医のベン・カーソン氏は、最近NBCテレビのインタビューの中で「イスラム教はアメリカ憲法と一致すると思うか?」と聞かれたのに対し「そうは思わない。イスラム教徒にこの国を任せることには反対だ。断固、賛成できない」と明言したことが波紋を呼んでいます。

本人は釈明するどころか、「アメリカ大統領が宣誓する時は聖書を用いるべきで、コーランを使うべきではない」などと重ねて強調したため、アメリカ国内のイスラム系グループから「カーソンはただちに大統領選から撤退しろ」との批判の声が上がっています。

フィオリーナ氏のFacebookより人気司会者のジミー・フェロンと。フィオリーナ氏のFacebookより

一方、支持率2位に浮上したフィオリーナ氏は、21日夜、人気コメディアンで俳優のジミー・ファロン氏が司会を務めるNBCの人気深夜番組「ザ・トゥナイト・ショー」に早速出演し、人気急上昇ぶりを印象づけています。

番組の中で、フィオリーナ氏は、カーソン氏のイスラム発言について’「間違っている。憲法にも書かれている通り、大統領になるのに信仰はテストになるべきではない」’と批判。また、ロシアのプーチン大統領については’「手強い敵であり、面白く、チャーミングでもある」’とした上で’「ただ彼はKGB出身だ。それを忘れてはいけない」’と釘を刺すと同時に’「トランプ氏とプーチン氏はそう言えばよく似ているわね」’とライバル、トランプ氏を攻撃することも忘れませんでした。

更に、番組の中でフィオリーナ氏は自分の愛犬についての替え歌を披露し、観客から拍手喝采を浴びる場面もありました。気になる方は以下のビデオをクリック↓

ちなみに先日はヒラリー・クリントン氏がこの番組に出て愛想を振りまきつつ、トランプ氏を小馬鹿にするスキットを司会者とともにこなしていました!面白くて大笑いしてしまいました♫気になる方は以下のビデオをクリック↓

フィオリーナ氏の快進撃はどこまで続くのか、トランプ氏の支持率下落は止まるのか、カーソン氏はイスラム発言が支持率にどう影響するのか、ブッシュ氏の浮上はあり得るのか、これからも共和党内での支持率は変化することが予想されるため、今後におおいに注目です!

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