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2016年大統領選:共和党のペリー氏早くも撤退。民主党でクリントン氏ピンチ!バイデン副大統領は?


2016年のアメリカ大統領選の共和党指名争いに17人も乱立する中、出馬していた’リック・ペリー前テキサス州知事’(65)が11日、早くも大統領選から撤退することを明らかにしました。主要候補の脱落は、共和党・民主党を通じて初めてのことです。

ミズーリ州で演説したペリー氏は「選挙戦を一時停止する」と述べ、立候補を断念することを明らかにすると同時に「共和党の候補者は自らの有名人ぶりではなく、保守の理念を体現する人物でなければいけない」とトランプ氏への皮肉をちくりと言うことも忘れませんでした。

選挙戦撤退を告げるペリー氏のFacebookの投稿選挙戦撤退を告げるペリー氏のFacebookの投稿

アメリカの政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新世論調査の平均で、ペリー氏への支持はわずか0・8%にとどまるなど低迷しており、8月に行われた共和党候補の討論会でも上位10人に入れなかったほか、8月末には選挙運動の資金繰りが枯渇し、サウスカロライナ州やニューハンプシャー州など重要な複数の州の選対スタッフの給与が未払いになっていたとアメリカメディアは報道しており、資金難や支持率の低迷から選挙戦の断念を決めたものと見られます。

ペリー氏は2012年の大統領選にも出馬し、当初は保守強硬派の支持を集めて共和党のトップに立った時期もありましたが、討論会で自ら廃止することを公約していた政府機関の名前を忘れる大失態をして支持を失い、撤退を余儀なくされています。

ペリー氏の撤退表明について共和党の候補者はこぞって賛辞を送っていますが、トランプ氏もペリー氏についてTwitterに「素晴らしい男だった。明るい未来が待っているだろう!」などと少し嫌み(?)とも深読みできてしまう投稿をしています(笑)。

最新の世論調査では、共和党候補の中では、過激な発言を繰り返しているトランプ氏が32%といまだにトップを独走中で、2位には黒人で医師のカーソン氏の’19%’、当初、最有力とみられていたブッシュ元フロリダ州知事は9%と落ち込み苦戦中です。

最新の世論調査(CNN/ORC )

Trump 32%
Carson 19%
Bush 9%
Cruz 7%
Walker 5%
Huckabee 5%
Rubio 3%
Fiorina 3%
Paul 3%
Kasich 2%
Christie 2%
Santorum 1%
Jindal 1%
Graham 1%
Perry 0%

また8月の討論会では上位10人に入れなかったものの、下位の候補者同士の討論会で評価が高かったIT大手HP(ヒューレット・パッカード)の元最高経営責任者のカーリー・フィオリーナ氏が少し浮上して来ており、来週16日にCNNが主催で行われる第2回目の共和党候補の討論会のうち、ゴールデンタイムの部に出場出来る上位11人の中に選ばれました。

一方の民主党ですが、最新の世論調査によりますと、大統領選で最初の党員集会が行われる重要州のアイオワ州で、ヒラリー・クリントン前国務長官(67)がバーニー・サンダース上院議員(74)に、民主党内の支持率で初めてリードを許したことも分かりました。クリントン氏が国務長官時代に公務に私的メールサーバーを使用していた問題が尾を引いている結果だと見られています。

最新の世論調査(Quinnipiac)
Sanders 41%
Clinton 40%
Biden 12%
O’Malley 3%
Webb 1%
Chafee 0%

そんな中、出馬への期待が高まる一方の民主党のバイデン副大統領ですが、10日の夜出演したテレビ番組「レイトショー」で、大統領を目指すなら全身全霊、全ての熱意を持ってこの仕事に臨むとアメリカ国民に明言できなければならないと指摘した上で、「自分がそのような状況にあるといえば嘘になる(I’d be lying if I said that I knew I was there.)」と述べ、まだ出馬への決断には至っていないことを明らかにしています。

Official White House Photo by Pete Souza出馬を決意するのか?Official White House Photo by Pete Souza

クリントン氏の支持率が下がる一方で、出馬待望論が今後も益々高まりそうなバイデン副大統領の今後の決断が注目です。

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