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アメリカの8月の雇用統計:雇用者数17.3万人増にとどまる。失業率は5・1%に改善。


アメリカの労働省が4日発表した8月の雇用統計によりますと、景気動向を敏感に反映する非農業部門の雇用者数は前の月に比べて17万3000人増と、市場予測の平均値の22万人を大幅に下回る結果となりました。

雇用者数の増加幅は3月の11万9000人以来、5カ月ぶりの低水準で、中国の景気減速やドル高が雇用市場にも影を落としているものと見られます。

2015年8月の雇用統計2015年8月の雇用統計

ただ7月と6月の増加幅は、3万人と1万4000人がそれぞれ追加となりいずれも24万5000人に上方修正されました。この結果、直近3カ月間の増加幅で言うと平均22万1000人と、雇用回復の目安とされる20万人をまだ上回っている形です。

一方で、失業率は前の月の5.3%から0.2ポイント低下し5.1%と、リーマン・ショック前の2008年4月の5.0%以来、7年4カ月ぶりの低水準まで改善しました。

米商工会議所の垂れ幕

また重要な指標の1つの平均時給は25.09ドルと前の月に比べ0.3%上昇し前年同月比では2.2%上昇となりましたが、強い経済では、通常’3.5%の上昇’が見込まれるとされており、それよりも弱い数字となったことにも注目です。

強いとも弱いとも断定できない今回の雇用統計の結果中国の景気減速のアメリカ経済への影響などを勘案し、FRB=米連邦準備理事会は今月16~17日に開くFOMC米連邦公開市場委員会で利上げの是非を慎重に判断することになりますが、FOMCの中でも意見が割れており、難しい判断となりそうです。

イエレン議長FRBのイエレン議長がFOMCでどう判断するか注目

8月の米雇用統計はこちらから(英文)。←クリック

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