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全米に衝撃:生放送中の記者とカメラマンが銃撃を受け死亡、元同僚の容疑者は自殺。


ワシントンDCからほど近いバージニア州モネータで26日朝、生放送中だった地元テレビ局WDBJ7の女性記者とカメラマンが、元同僚の男から銃撃され死亡する悲惨な事件が起きました。容疑者はこのテレビ局で働いていたものの解雇された男で、車で逃走した末、警察に追い詰められ、銃で自殺しました。

アリソン・パーカーさん
射殺されたアリソン・パーカーさん。Facebookより

銃撃されたのはアメリカCBS系列の地元のテレビ局記者のアリソン・パーカーさん(24)とカメラマンのアダム・ワードさん(27)で、26日午前6時45分ころ、ショッピングセンターで地元の商工会議所の女性幹部にインタビュー中継している最中に背後から射殺されました。

アダム・ワードさん
射殺されたアダム・ワードさん。Facebookより

死亡した2人はテレビ局のインターン時代から意気投合し、毎日のようにペアを組んで楽しそうに取材を行っていたと言うことです。パーカーさんは局内の男性アンカーマンと結婚を視野に最近同居を始めたところだったほか、ワードさんは同じく局内の女性プロデューサーと婚約中で、このプロデューサーは局内で生放送を見守っていました。取材を受けていた女性も負傷しましたが命には別状はないと言うことです。

自殺した男はこのテレビ局WDBJ7の元記者のベスター・フラナガン容疑者(41)で、1年ほど勤務した後、局内での攻撃的な言動が問題となり、2013年2月に解雇されていました。フラナガン容疑者は逃走中に持っていた銃で自殺を図ったところを発見され、病院に搬送されましたが間もなく死亡が確認されました。

フラナガン容疑者
逃走中に銃で自殺したフラナガン容疑者
フラナガン容疑者は事件直後、ABCテレビに23ページに渡る長文の声明文をファクスで送りつけ、その中には、黒人の同性愛者である容疑者が職場でいじめや人種差別を受けていたことに触れられていたほか、6月にサウスカロライナ州の黒人教会で白人の男が銃を乱射し、黒人9人が射殺された事件などに言及した上で「私の怒りを高めたのは教会銃撃事件だった」と、黒人差別への報復が動機であることを示唆していたと言うことです。

事件直後には、フラナガン容疑者は自らのTwitterに「銃撃の様子を撮影した。Facebookを見てくれ。I filmed the shooting see Facebook」とのコメントを投稿。自身が犯行の様子を撮影したものとみられる動画が容疑者のフェイスブックに掲載されました。更に、Twitter には「アリソンは人種差別的発言をした」とのコメントも投稿されていました。

フラナガン容疑者のTwitter
フラナガン容疑者が事件後、投稿したTwitter

フラナガン容疑者は、2014年3月にこのテレビ局WDBJ7を相手取り、金を要求して訴訟を起こしており、その手続きの中で証人の1人として証言したのが今回銃撃されたカメラマンのワードさんでした。フラナガン容疑者は過去にも、1999年から2000年にかけて働いていたフロリダ州タラハシのテレビ局を相手取り、人種差別を受けたとして訴訟を起こしています。

銃社会のアメリカでは、頻繁に銃撃事件が起きていますが、今回はテレビの生中継中の事件で、その犯行の様子を映した動画がソーシャルメディアに投稿された異例の出来事に、アメリカでも大きな衝撃を持って受け止められています。

24歳と27歳と言うあまりにも若過ぎる死にただ胸が痛みます。アメリカではいくつの銃撃事件が起きれば、銃規制に向け動き出すのでしょうか。

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