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2016年大統領選に共和党からウォーカー・ウィスコンシン州知事も参戦。15人目で大混戦中。


来年の11月に行われるアメリカの大統領選に共和党からウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)が出馬すると正式に表明しました。共和党の指名争いに名乗りを上げたのはこれで15人で主要な候補がようやく出そろいましたが史上まれに見る大混戦となっています。

出馬表明したスコット・ウォーカー氏
出馬表明したスコット・ウォーカー氏。Facebookより

ウォーカー氏はツイッターで「アメリカ国民は彼らのために戦い勝利する指導者を必要としている。だから私は大統領選に出馬する。」と書き込み、出馬を発表しました。

ウォーカー氏のツイッター
出馬表明するスコット・ウォーカー氏のツイッターへの投稿

<ウォーカー氏の経歴>
1967年にコロラド州で牧師の父と、簿記係のパートタイムの仕事をしている母親の間に生まれたウォーカー氏は、幼少期はアイオワ州で過ごした後、10歳の時にウィスコンシン州に引っ越し、地元の高校、大学、へと進学。大学に行くために地元のレストランで皿洗いをしたりマクドナルドでアルバイトをして学費を稼いでいたそうです。

大学生の頃から政治が大好きでレーガン大統領に心酔し、当時から、大統領選への出馬の可能性について周囲に語っていたと言う事ですが、卒業しないまま1990年に大学を去り、地元の赤十字で働き始めました。

その後、すぐに州議会選に22歳の若さで出馬し、一度は落選するものの1993年には当選し、続いて4選を果たしました。
その後、2010年の知事選に出馬し、初当選しましたが、就任早々、労働組合の賃金交渉権を制限するなど強攻策に動き、猛反発を受けて、1期目の途中でリコール(解職請求)に基づく選挙に追い込まれました。注目されたリコール選挙ではアメリカ史上初めてとなる勝利をおさめ、保守派のホープと目されるようになりました。

知事としては、所得税や法人税を20億ドル(2兆5000億ドル)も減税したほか、銃を隠し持つことを合法化したり、中絶するのを難しくするなど保守的な政策を推し進めました。

<世論調査の結果は?>
最新の世論調査によると、1位のジェブ・ブッシュ氏、2位のドナルド・トランプ氏、3位のテッド・クルーズ氏に続き、ウォーカー氏はハッカビー氏とともに同率4位につけており、共和党の候補の中では有力視されています。

最新の世論調査(7月13日付け、Monmouth)
※政治専門サイト「リアルクリアポリティックス」より
※共和党の大統領候補への支持
Bush 15%
Trump 13%
Cruz 9%
Walker 7%
Huckabee 7%
Rubio 6%
Carson 6%
Paul 6%
Perry 2%
Christie 2%
Santorum 2%
Jindal 2%
Fiorina 1%
Kasich 1%
Graham 0%

<今後の課題>
しかし全米レベルでは圧倒的に知名度が不足していることがウォーカー氏の一番の課題でもあるため、ウォーカー氏は大統領選で重要な州を精力的に回り、地元のメディアのインタビューに答えて知名度アップに懸命です。
今後は基盤となる保守層の支持を固めて行くのと同時に、どうやってより幅広い有権者の支持をとりつけるかが課題となります。

<民主党は?>
ちなみに、一方の民主党ですが、今月に入って元海兵隊員でベトナム戦争にも従軍したジム・ウェッブ前上院議員(69)が出馬表明しており、大本命のヒラリー・クリントン氏に4人が挑む構図となっています。

そのクリントン氏は13日にマンハッタンの大学で演説し自らの経済政策の概要を発表、富裕層を重視する共和党の政策がアメリカ経済を混乱させたと批判した上で、低中所得層の賃金引き上げや、女性の社会参画移民制度改革ウォール街の規制強化、などを進めて行くと表明しました。

民主党の本命ヒラリー・クリントン氏
ヒラリー・クリントン氏のFacebookより
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