Home » US Politics and Economics / アメリカ政治経済 » アメリカ大統領選候補のジェブ・ブッシュ氏が自らの資産を公開!やはりかなり裕福だったことが明らかに。

アメリカ大統領選候補のジェブ・ブッシュ氏が自らの資産を公開!やはりかなり裕福だったことが明らかに。


来年のアメリカ大統領選に出馬を表明した共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が30日、1981年から 2013年まで過去33年分に相当する納税申告書を公表、保有する純資産が1900万ドル(約23億円)から2200万ドル(約26億円)にのぼることを明らかにしました。

ブッシュ氏の所得はフロリダ州知事に当選する前まで増加していましたが、州知事を務めた8年間は減少。知事退任後は2850万ドル(約35億円)も稼いだ計算で、2007年の知事退任時の純資産額に比べ、今の資産額はなんと14倍にも上っていることが分かりました。

主な収入源は講演料やコンサルティング料、企業の顧問料などで、国内で講演する場合は4万ドル(488万円)、海外での講演は1回に付き7万5000ドル(915万円)もの講演料を受け取っていると言う事で、知事退任後、講演料だけで1000万ドル(約12億円)も稼ぎ出している計算です。

企業の顧問料には、実は破綻して世界恐慌を起こすきっかけとなったリーマンブラザーズから受け取った130万ドル(約1億6000万)も含まれていた事も明らかになりました。リーマン破綻により職や家、財産を失った人が多い中、モラル的に批判の的になりそうです。

ジェブ・ブッシュ氏 Facebook
純資産は23~26億円と公表したブッシュ氏。Facebookより

また、アメリカでは中所得世帯の平均税率は推計12%(2013年)でしたが、ブッシュ氏の所得に対する連邦税の実効税率は、過去30年以上36%近辺で推移していることも合わせて公表しました。

2012年大統領選の共和党候補だったミット・ロムニー氏が莫大な所得を受け取っていたにも関わらず、2011年の実効税率がわずか14%しかなく民主党、共和党、各候補から「浮世離れしている」との批判を浴びた事を念頭に、自分はかなり多くの税金を支払っている事をアピールする狙いがあるほか、ライバル視する民主党候補のヒラリー・クリントン氏が2008年以降の納税申告書を公開していないこと、実行税率は30%だと見られているのに対し、自分はオープンでより多くの税金を支払っている事をアピールする狙いがあったものと見られます。

実際、ブッシュ氏のFacebookには「33年分もの納税申告書を公表した候補者は他にはいない!」との投稿をして自らの透明性を強調している他、「ヒラリークリントンの方が稼いでるのに、実効税率はブッシュ氏よりも低い30%だ」との報道内容をわざわざアップロードしてアピールしていました(笑)。

ジェブ・ブッシュ氏のFacebookより
33年分の納税申告書を公表した事を誇るジェブ・ブッシュ氏のFacebookより

ブッシュ氏が36%にものぼる税金を支払っている事について専門家は「節税計画が全く出来ていないだけだったのか、大統領選のための政治的な戦略のためではないか」と分析していますが、ブッシュ家たるもの、優秀な税金専門の顧問弁護士や顧問税理士がいない訳がないので、どう考えても大統領選に将来出る事を見込んでわざと節税の努力をせずに高い税率を支払っていたのではないかと勘ぐってしまいます。なかなかの政治的戦略家なのではないでしょうか。

ちなみに2007年から2013年までの間、ブッシュ氏と妻のコルンバさんは毎年、2人の所得額の平均1.5%を慈善事業に寄付して来ましたが、去年2014年にはその額が急増し、30万8000ドルを寄付したと言う事です。これに対し、大富豪でモルモン教徒だったミット・ロムニー氏は、モルモン教会などを中心に当時は所得の19%にも上る額を寄付していました。ブッシュ氏の去年の寄付額が急増しているのも統領選を意識しての行動ではないかと思われます。

一方、ブッシュ氏がライバル視するヒラリー・クリントン氏の資産は更に多くて5200万ドル(約63億円)を保有するほか、最近16カ月で夫のビル・クリントン元大統領と共に2500万ドル(約30億円)もの講演料を稼いだと報告されています。
また共和党から大統領選出馬を表明している不動産王のトランプ氏の資産額は87億ドル(1兆700億円)と飛び抜けていますが、例えばその他の候補者の元HPのCEOのカリーナ・フィオリーナ氏の資産も5900億ドル(約72億円)と、大統領選に出馬している候補者はアメリカの富裕層ばかりと言う印象です。

50ドル札
やはりお金がものを言うアメリカ?

歴史的に見ると、リンカーンやトルーマン大統領は貧乏だったとされていますが、最近、大統領に就任した人物はみんな退任後に回顧録の本への印税、バカ高い講演料、企業への顧問料などで莫大な資産を築いているケースが多いのが実態です。お金がかかることでも有名なアメリカの大統領選は、費用の多くは寄付金でまかなうことが出来ますが、足りない分は自分の資産を投入したとしても大統領退任後にがっぽりと稼げる訳ですから、アメリカではブッシュ家やクリントン家などを筆頭に、政治がファミリービジネスとして成り立つのも納得ですね。

 

以下をぽちっと押して頂けると更新の励みになります 。宜しくお願い致します!
 ↓

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ

にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ


About Washington DC Lifestyles

Washington DC Lifestyles
ワシントンのニュースや情報発信サイト「ワシントンDCライフスタイル」に来て下さってありがとうございます! DC在住のスタッフらが地の利を生かして少しでもワシントンDCの魅力を伝えて行けたらと思っています。どうぞ宜しくお願い致します!お問い合わせや取材依頼は、お問い合わせフォームから気軽にどうぞ!