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FRBはゼロ金利維持。年内の利上げは「1回・12月説」がメンバー内で以前より増加!


FRB=アメリカ連邦準備理事会は17日のFOMC=連邦公開市場委員会で、事実上のゼロ金利政策の維持を決めました。記者会見したイエレン議長はゼロ金利解除について「年内に行うことが可能だ」と改めて表明しましたが、FOMCのメンバーの間では年内12月に1回だけ利上げを行うとの見方が広がっているようです。

記者会見するイエレン議長(6月17日)
記者会見するイエレン議長・FRBより

FRBが発表した声明では、アメリカ経済について「第一四半期のわずかな変動の後、緩やかに拡大を続けている」と述べ、「冬の間減速した」とした前回声明から景気認識を上方修正したほか、エネルギー価格について「安定したようだ」との認識を追加しました。

焦点だったゼロ金解除のタイミングについては、労働市場の更なる改善とインフレ率が目標の2%になるという「合理的な確信」が得られれば行うのが適切との見解を前回と一字一句同じ言葉で改めて示しました。

FRB
FRB

FOMCは四半期ごとにメンバー全員(現在は17人)が匿名で政策金利の当面の見通しを公表していますが、今回公表された見通しによると3月の時の見通しと同数の17人中15人「年内に少なくとも1回」の利上げを想定し、年内の利上げの可能性が依然として高いとメンバーが考えている事が分かりました。

ただ市場から一番注目を集めたのは年内に実施する利上げの回数の見通しで、9月の利上げ開始を示唆する「2回」「3回」は3月と同じく計10人でしたが、年内の利上げを「1回」しか想定していないことを示す「0.25~0.5%」と回答したメンバーが前回は1人だったのに対し、今回は一気に5人に増え、利上げは12月まで先送りすべきとの空気が以前よりはじゃっかん強まりつつあることが示された形です。ちなみに利上げを2016年まで先送りすべきとしたメンバーが2人いました。

FOMCの後に記者会見したイエレン議長は利上げは「年内に行うことが可能だ」と改めて表明した一方で、利上げの工程は「機械的ではない」「私も同僚も経済成長が緩やかなペースで回復するとの確たる証拠を見たいと考えている」として、今後の景気の回復状況を見ながら慎重に判断して行くとの姿勢を強調するとともに、年内利上げを「保証するわけではない」とも述べて市場を牽制しています。

利上げの時期について今後も注目が集まっています。

FOMCの声明文はこちらから。

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