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2016年の大統領選に共和党から不動産王のトランプ氏も参戦。会見での挑発的な発言にビックリ!


不動産王の異名を持つ大富豪ドナルド・トランプ氏(69)が16日、2016年に行われる大統領選に正式に出馬すると表明しました。1998年からこれまで何度となく大統領選への出馬をほのめかして来ましたが、実際に出馬表明するのは今回が初めて。これで共和党の指名候補争いに名乗りを上げたのは12名になり益々混戦模様となって来ました。

出馬表明するトランプ氏
出馬表明するドナルド・トランプ氏

全米でホテルやカジノを展開し過去に4度も破産しながらそのたびに復活を遂げて来た大富豪のトランプ氏は、自分の宣伝も上手でリアリティーショー番組にメインキャラクターとして出る等テレビ出演も多いことからアメリカでは抜群の知名度を誇っています。

そのトランプ氏が出馬会見の場所に選んだのはニューヨーク・マンハッタンにある自身の高層ビル「トランプタワー」で、「この国を再び偉大な国にする」と述べ大統領選への出馬を正式に表明しました。

会見の中では87億ドル(約1兆700億円)という純資産額も公表し、「私は選挙戦で自分のお金を使うから他人の金は必要ない。私は非常に金持ちだ」と豪語。選挙運動資金は自分の資金で補えるため、特定の利益に縛られることなく、外からの影響にも左右されないとアピールしました。

Facebookより
トランプ氏のFacebookより

また破天荒な発言でも知られるトランプ氏は、メキシコからの不法移民に関し、「メキシコは多くの問題を抱える人を送って来る。彼らはドラッグを持ち込むし、犯罪も増やす。彼らはレイプ犯罪者だ。(They’re sending people that have lots of problems and they’re bringing their problems.They’re bringing drugs, they’re bringing crime, they’re rapists )」と差別発言とも受け止められかねない言葉を悪びれる事なく主張。その上で不法移民のアメリカへの流入を防ぐためメキシコとの「国境に巨大な壁を築く(Build a great great wall)」「しかもその建設の資金はメキシコに支払わせる」と公約し多くの人を驚かせました。

アメリカ大統領を狙う人物が本気で言っていいこととは大抵思えない発言で、最初に聞いた時は耳を疑うと同時に、逆に大笑いしてしまいました。だからこそアメリカの大手メディアもトランプ氏の出馬について「本気なの?( Is Donald Trump’s Presidential Bid for Real?)」との見出しで取り上げられ色物扱いされている現状もあります。

You are fired! の明言
トランプ氏の出馬、本気なの?Facebookより

またトランプ氏は会見でアメリカの指導者のことを何度も「バカ(Stupid)」と形容。自由貿易についても「賢い人が扱ってるなら素晴らしいが、我々はバカな指導者しかいない」とバッサリ切って捨てたほか、中国とアメリカの比較を持ち出して、「中国の指導者は我々の指導者よりもずっと賢い。まるで(強豪のプロのフットボールチームの)ニューイングランドペイトリオットが地元の高校のチームと試合をしているくらいアメリカと中国の指導者の間には大きな差があるんです」と言ってのける破天荒ぶりを見せていました。

更に「日本は米国に何百万台もの車を送ってくるが、東京で(アメリカ製の)シボレーをみたことはあるか?」と挑発した上で「私は、神が創造した中で最も雇用を生み出す大統領になる。」「中国、日本、メキシコからアメリカに雇用を取り戻す」と訴えたほか、オバマ大統領肝いりで作られた医療保険「オバマケア」の撤廃やイスラム教 過激派組織「イスラム国」に対して「厳しい態度で臨む」ことなども公約しました。

トランプ氏の出馬会見は以下のビデオ↓

現在、共和党だけでも候補者が12名もいてひしめき合っていますが、あまりに数が多いため共和党の大統領候補同士の討論会には人数制限がかけられ、何人かは討論会にすら出席できない見通しですが、トランプ氏はその知名度から共和党の指名候補争いの中ではだいたい2〜5%程の支持率を受けているため、8月6日にFoxNews主催で行われる討論会や、その後に行われるCNNの討論会には参加できると予想されています。一方でより政治経験があるテキサス州のリック・ペリー州知事サウスカロライナ州のリンジー・グラハム上院議員、そして唯一の女性候補のカーリー・フィオリーナ元HPの代表取締役などは人数制限に引っかかって討論会からは閉め出される見通しです。

また他の共和党の候補者も率直な物言いで弁が立つ事でも知られるトランプ氏と討論会で真っ向から対立したくないと言うのが本音のようで、トランプ氏は大統領選の指名候補争いの中の波乱の中心ともなりそうです。観客として見る分にはリアリティーショーみたいに楽しめること間違いなしで大統領選の討論会が面白くなって来そうですね(笑)。

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