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将来の副大統領候補!?議会コレスポンデントディナーに有望政治家のカストロ兄弟が登場!


アメリカ議会の取材を担当するラジオやテレビ記者らが主催する晩餐会、「Radio and Television Congressional Correspondent Dinner」が25日、ワシントンDC市内のホテルで開催され、大勢のメディア関係者や議会関係者が会場に詰めかけました。

ゲストの中には、今アメリカ政界でも今、将来の期待の星として注目度の高い一卵性の双子の兄弟フリアン・カストロ住宅都市開発長官と、ホアキン・カストロ下院議員(テキサス州選出)も駆けつけて挨拶しました。
ワシントンDCではホワイトハウス担当記者らが主催で、時の大統領らも参加する「ホワイトハウスコレスポンデントディナー」がありますが、今回の夕食会は議会担当のラジオやテレビ記者会が主催で行っているもので、男性はタキシードなどの正装、女性はロングのイブニングドレスで参加するフォーマルな夕食会です。

会場の様子
華やかな会場

ワシントンDCで数年前に出来たばかりの新しいホテルの大きな一室を借り切って、かなり華やかに行われるこの夕食会はアメリカならではの毎年恒例のイベントです。日本で言うと首相官邸担当記者会や国会担当記者会主催の晩餐会を政治家を招いて華々しく行っているようなもので、日本ではこういうパーティーは考えられません。

ロゴ

晩餐会では、去年1年間で素晴らしい働きをした技術担当のスタッフや、賞賛すべき報道性の高いニュースを伝えた記者らに賞を与える授賞式も毎回行われます。今年は、退役軍人のための病院で、複数の患者が長期間診察を待たされている間に死亡した疑惑について調査報道したCNNの記者が受賞していました。

いつもは誤報も連発しているCNNですが(苦笑)、この報道がきっかけになって、退役軍人担当省の長官も辞任する羽目になったのですから意味のある報道だったと言えるでしょう。

メインコース
夕食会のメインはアメリカらしくステーキとマカロニチーズ

そんな晩餐会でひときわ目を引いたのがアメリカ政界の有力政治家として頭角を現している双子の兄弟のフリアン・カストロ住宅都市開発長官と、ホアキン・カストロ下院議員です。2人は見た目もそっくりで壇上では2人がいかにそっくりなのかをネタにしてジョークを連発していました。ヒラリー・クリントン前国務長官も2人の見分けがつかなかったとか・・・!

確かに見分けがつかない
確かに見分けがつかない2人
2人の祖母はメキシコから孤児としてアメリカに移住して来てメイドなどをして家計を支えたと言う事で、2人はメキシコ系アメリカ人の3代目です。母親が政治に熱心でテキサス州のサンアントニオ市の市議会選挙に出馬したこともあったため、そんな母の影響もあって2人とも幼い頃から政治に興味を持つようになったと話しています。

2人は揃って名門スタンフォード大学で政治学やコミュニケーションを学んでから、ハーバードロースクールに進学し、卒業後は同じ法律事務所で勤務しています。

1分早く生まれた兄のフリアン・カストロ氏は2009年にテキサス州のサンアントニオ市長選に出馬し56.2%の得票率を得て当選。その後、2011年には82.9%の得票率で再選したのに続き、2013年にはライバルも真剣に選挙戦を戦わなかったのでほとんどキャンペーンをすることなく3選を果たしています。

カストロ長官
フリアン・カストロ長官。正面向かって左は俳優でコメディアンのAasif Mandviさん。

このフリアン・カストロ氏が一気に知名度を上げたのは2012年にノースカロライナ州で行われた民主党大会でヒスパニック系としては初めて基調演説を行った頃からです。私も会場内で彼の演説を聴きましたが、確かに弁舌なめらかで話がうまいと感じました。オバマ大統領もまだ上院議員だった頃にボストンで開かれた民主党大会で基調演説を行う大役に抜擢され、その後注目度が高まってあれよあれよと言ううちに大統領になってしまったことが思い出されました。

その後、2014年5月にオバマ政権の閣僚の1人、住宅都市開発長官に抜擢され7月から長官に就任しています。この頃からワシントンDCではフリアン・カストロ氏は次回の2016年の大統領選でヒラリークリントン大統領候補のランニングメートとして副大統領候補に選ばれるのではないかとの声が高まっています。

カストロ長官とオバマ大統領
オバマ大統領と協議するカストロ長官。Official White House Photo by Pete Souza

ちなみに、お兄さんのフリアン・カストロ氏は中学校の頃に日本語を習っていたとのこと。彼が市長を務めていたサンアントニオ市は熊本市の姉妹都市で、トヨタ自動車を始めとする日系企業が進出していることから日本への関心は高いと見え、2013年には永田町を訪問して様々な日本の政治家とも会っています。

一方の弟のホアキン・カストロ下院議員は2002年にテキサス州の下院議員選に出馬し28歳の若さで当選した後、5階連続で選挙に勝利。2012年にはアメリカ連邦下院選に出馬し見事当選。113回議会の新人議員の会で「代表(president)」にも選ばれていて、同僚からも一目を置かれている様子です。

更にホアキン・カストロ下院議員はアメリカ議会で去年3月に発足した「日本議連」(ジャパン・コーカス)では共和党のデビン・ニューネス氏と共に共同議長も務めていて日本に少なからず縁がある議員です。
あるアメリカメディアではこの兄弟について「将来はテキサス州の知事か、アメリカ合衆国副大統領、もしくはアメリカ初のヒスパニック系大統領になる可能性もある」と表していて、今最も注目度の高い有望株と言えそうです。
まだ若干40歳と若い2人。本当にそうなるかはともかくとして、今後、どう成長して行くのか双子の兄弟政治家の動向を見守りたいと思います。

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