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共和党のテッド・クルーズ議員が大統領選出馬表明!有力候補で初。


共和党保守派のテッド・クルーズ上院議員(44)が23日、自身のツイッターに30秒の動画をアップし、2016年の大統領選挙に出馬することを明らかにしました。共和党の有力候補が、正式に出馬表明をするのは初めてのことです。

「私は大統領選に出馬します。あなたの支持を望みます(I’m running for President and I hope to earn your support! )」と題された動画の中で、クルーズ上院議員は「今こそ挑戦に挑む時だ。私はアメリカを信じている。立ち上がって我々の約束を今こそ立て直そう。私は戦いを主導する用意ができています。」と訴えました。

テッドクルーズの出馬表明
出馬表明するクルーズ上院議員の動画。Twitterより
父親がキューバ移民のヒスパニック系、母親がデラウェア出身のアメリカ人のクルーズ上院議員は生まれはカナダ・アルバータ州のカルガリーで4歳の時にアメリカに引っ越して来ています。

プリンストン大学ウィルソンスクールに進学し、大学時代はディベートの全米チャンピオンになった経験もあるクルーズ上院議員。卒業後はハーバード・ロー・スクールに進学し、1995年に上位10%に与えられるmagna cum laudeを得て修了。その後、ヒスパニック系としては初めてとなる連邦控訴裁判所の調査官やジョージ・W・ブッシュの政策アドバイザー、ブッシュ政権で司法省副次官などを経て、2012年に保守派の草の根「ティーパーティー」の熱烈な支持を受けてテキサス州から上院議員に初当選しました。

妥協を許さない保守強硬派として知られ、オバマ大統領肝いりの医療制度改革法案(オバマケア)や、国民から税金を集める内国歳入庁(IRS)の撤廃が信条のクルーズ上院議員は、2013年9月に債務上限引き上げに関する議会の本会議で21時間以上に及ぶ議事妨害(フィリバスター)を行ったことでも有名です。

2016年の大統領選に向けては共和党からは、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事らやクリス・クリスティーニュージャージー州知事、知名度の高いマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事など10人以上が出馬を検討していますが、民主党とは違って「本命不在」の状況です。

一方、民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)らも4月中に出馬表明するとの見方が出ており、これから夏にかけて出馬出馬表明が本格化しそうです。

ちなみに今回出馬表明したクルーズ上院議員の出生地はカナダのカルガリーでアメリカの領土内で生まれたのではないため、「大統領になる資格があるのか?」と言う記事もアメリカメディアには出ていますが、母親がアメリカ人なので、法解釈に照らし合わせれば出馬の資格はあると言うのが大方の見方です。本人も「私の母はアメリカ人なのでカナダで生まれていても、出生時からのアメリカ市民(a natural born citizen.)と法的に認められている」と述べています。

ただ一部で「出生時からのアメリカ市民(a natural born citizen.)かどうか100%クリアではない部分もある」と指摘する声もあり、今後この問題で攻撃される可能性もありそうです。

しかし、それ以前に最新のCNNの世論調査結果によりますと共和党の大統領選候補者の中でクルーズ上院議員の支持はたったの4%と大きく出遅れています。

CNNの世論調査(3月18日発表)
  Bush 16%
  Walker 13%
  Paul 12%
  Huckabee 10%
  Carson 9%
  Christie 7%
  Rubio 7%
  Cruz 4%
  Perry 4%
  Kasich 2%
  Jindal 1%
  Santorum 1%

クルーズ上院議員自身は「(大統領選で共和党候補として戦った)ミットロムニーもマケインもコアな共和党保守層を鼓舞出来ていれば勝って大統領になっていたはず」とも話していますが、共和党支持者がだいたい全国民のうちの32%、民主党支持者が39%程度と言われる中、保守層に訴えるだけで勝てる見込みは少なく、更なる戦略の練り直しが必要になるのは間違いありません。

テッド・クルーズのTwitter アカウントはこちらから

テッドクルーズ上院議員
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