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ヒラリー・クリントン氏が初めて会見で釈明:「公私使い分ければ良かった。」私用メール問題で。


2016年のアメリカの大統領選で民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に個人メールアカウントを公務に利用していた問題がこのところ各メディアでこぞって取り上げられていますが、クリントン氏は10日、ニューヨークで初めて記者会見し、「公私別々のアカウントを使うべきだった」と認めながらも規則には違反していないと釈明しました。

ニューヨークの国連本部で記者会見に臨んだクリントン氏は、2009~2013年に国務長官を務めていた時期に、公用アドレスを使わなかった理由について「便利だったから。持ち歩く端末が1台だけの方が簡単だった」「メールのシステムは夫のクリントン元大統領時代のもので、何重にも安全は確保されていた。」と説明した上で、個人メールアドレスの使用については「当時、国務省で認められていたし、機密情報などは送っていない」と強調して問題はなかったと釈明しました。

ただ、「振り返って考えれば、公私で別々のアカウントを使った方が良かった。」とも認めました。
クリントン氏はまた、在任中に送受信した6万通以上のメールのうち、仕事に関係する3万通以上を公文書として国務省に提出したことを明らかにした上で、「仕事関係の可能性のあるメールはすべて提出した」と強調しました。
野党共和党は「国の安全保障に関わる問題」として、「クリントン氏が使っていた個人サーバーも捜査すべき」などと厳しく批判しています。

February , 2013 State Department
State Department。国務省を去る際のクリントン氏

ちなみにクリントン氏が国務省を去った後に公務用のメールアドレスを使うよう規則が変わったため、現職のジョン・ケリー国務長官は公務用のアドレスを使用しています。

そんな中、ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCがが9日発表した世論調査によりますと、2016年大統領選の民主、共和両党の候補者指名争いで支持する可能性がある人物について聞いたところ、メール問題にも関わらず、民主党ではヒラリー・クリントン氏86%を獲得し、ダントツでトップに立ったことが分かりました。2位は54%を獲得したジョー・バイデン副大統領、3位はエリザベス・ウォーレン上院議員51%でした。

民主党候補者
Wall Street Journalより。民主党の大統領候補の支持について

一方の共和党のトップはマルコ・ルビオ上院議員56%。2位はスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事53%でした。ちなみにブッシュ前大統領の弟、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事49%で4位、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事32%で11位でした。

共和党候補者
Wall Street Journalより。共和党の大統領候補の支持について

民主党と共和党を比べてみても現時点ではクリントン氏がトップに立っています。
クリントン氏は2016年の出馬を考えていなければ、わざわざ今日公の場で釈明会見をする必要もなかった訳で、今日の記者会見が出馬する証拠そのものとも言えそうです。早ければ来月上旬にも出馬宣言するのではとも見られています。共和党はそれが分かっているだけに、2016年の大統領選を見据えてここぞとばかりに追求の姿勢を強めて行くことが予想され、この騒動もしばらくは続きそうです。

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