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<DC Information / DC情報>新年特集!美術館&博物館ランキングTop3


新年明けましておめでとうございます!今年もワシントンDCライフスタイルをどうぞ宜しくお願い致します♪
ワシントンDCには様々な観光スポットがありますが、今日は新年特集として、DCにある美術館&博物館の観光スポットランキングTop3をお伝えします。

第3位:国立自然史博物館

国立自然史博物館の外観
スミソニアンで最も古い博物館・国立自然史博物館

地球が誕生してから46億年間の自然界の歴史を網羅している博物館で植物、動物、化石、鉱石、岩石、隕石の標本や文化工芸品などコレクションの総数は1億2500万点を超えています。映画「ナイトミュージアム2」の舞台にもなった博物館です。

巨大なアフリカ象の剥製
1階のロタンダにある巨大なアフリカ象の剥製

まず、自然史博物館に入ると、1階のロタンダには1955年に捕獲された巨大なアフリカ象の剥製が出迎えてくれます。これまで捕獲された象の中では最大の大きさで、体長は3.9m、体重は8トンもあり迫力があります。

ホープダイヤモンド
45.52カラットもあるホープダイヤモンド

次に自然史博物館で絶対に見逃せないのは映画「タイタニック」でも引用されたホープダイアモンドです。2階の展示室にあるこのホープダイヤモンドは自然史博物館の中でも一番の人気で、ダイヤの乗った台座が一定の間隔で回転するので誰でもどの角度からでもよく見えるように配慮がなされています。

このホープダイヤモンドが展示されている部屋のちょうど横には、これまたビックリするような数々の貴重な宝石類が展示されているので見逃せません。例えばフランスのマリーアントワネットが夫のルイ16世から贈られたしずく型のダイヤのイヤリングは必見です。1791年にフランス革命で逃げようとしていた際にも身につけていたものとされています。

マリーアントワネットの涙のしずくのイヤリング マリーアントワネットが身につけていた涙のしずくのイヤリング
また、1810年に時の皇帝のナポレオン1世が2番目の妻のアリー・ルイーズに結婚記念として贈った950個ものダイヤモンドがちりばめられたティアラや、その翌年に息子が生まれたのを記念して贈ったペンダントも是非見て下さいね。

ナポレオンが妻に贈ったティアラとネックレス
ナポレオンが妻に贈ったティアラとネックレス

子供達にも大人気だった化石展示部門(The National Fossil Hall)は改装のため、現在閉鎖されていて2019年には再オープンする予定です。一部、アメリカの恐竜の化石などは今でも2階に展示されています。6600〜6800万年前に生息していた草食のトリケラトプスの化石や肉食恐竜のティラノザウルスの化石を見ることができます。

トリケラトプスの化石
6600〜6800万年前のトリケラトプスの化石。体長9m、重さは6〜9トン!
 

ティラノザウルスの化石
6600〜6800万年前のティラノザウルスの化石。体長12.3mで重さは7トン!
この他、1階にはほ乳類の剥製のコーナーもあり、ライオンがバッファローを襲っている様子や、草を食べているキリン、木の上で休んでいるヒョウや熊の剥製が、至る所に展示されていてさながらサファリパークに来たような印象です。

バッファローを襲うライオン
バッファローを襲うライオン

新年に是非、訪れてみて下さいね!
自然史博物館の詳細な記事はこちらから。

第2位:フィリップスコレクション

フィリップスコレクションDupont Circleの駅の近くにあるフィリップスコレクション

元々個人の邸宅だった所を美術館として公開しているフィリップスコレクションは1921年にアメリカ初の近代美術館として開館したものなので、落ち着いた雰囲気の中で様々な美術を鑑賞することができます。

フィリップスコレクションはルノワールやゴッホ、シャガール、ドガ、セザンヌ、ボナールなど19〜20世紀のフランスやアメリカの画家らの作品を所蔵していますが中でも フィリップスコレクションのハイライトは何と言ってもピエール・オーギュスト・ルノワールの代表作の1つ「舟遊びの昼食」です。

1882年の第7回印象派展に出品されたこの作品は、セーヌ河沿いラ・グルヌイエールにあるシャトゥー島でアルフォンス・フルネーズ氏が経営する「レストラン・フルネーズ」のテラスで舟遊びをする人々が昼食を楽しむ場面を描いた縦1.3m×横1.7mを超える大作です。

ルノワールの「舟遊びの昼食」

ルノワールの代表作「舟遊びの昼食 (Luncheon of the Boating Party)」1880-1881

また、エルグレコとフランシスゴヤの「悔悛のペトロ」も是非見て欲しい作品です。
スペインを代表する画家、エル・グレコとフランシス・ゴヤによって描かれたこの2の作品には、ともに天を見上げて悲しむ老人が描かれていて見た目は全然違う人物に見えますが、実は同一人物で、共にキリストの十二使徒の一人、ペテロを描いた作品です。

エルグレコの「悔悛のペトロ」
エル・グレコの「悔悛のペトロ」1600 – 1605
 

フランシス・ゴヤの「悔悛のペトロ」
フランシス・ゴヤの「悔悛のペトロ」1820-1824

同じ人物でも、2人の画家にかかるとそれぞれとても印象が違って描かれているのが面白いところです。
このほかにはロスコの4つの作品「ロスコルーム」も是非見てもらいたい作品です。

ロスコの部屋

壁一面にロスコの作品4つが掲げられた「ロスコの部屋」

ロスコは同じ部屋に他の画家の作品と一緒に展示されることを嫌い、一つの空間で自らの作品だけを展示することにこだわったため「シーグラム壁画」はなかなか美術館に展示されないままでしたが、フィリップスコレクションのダンカン・フィリップス氏は1960年に画家の意思を尊重しロスコの作品だけを1つの部屋に飾ることを決め、次々と作品を購入しました。

ロスコ自身も展示部屋を訪れ、その雰囲気に満足したと言います。フィリップスコレクションはアメリカで初めて「ロスコルーム」を作った美術館であり、ロスコ本人と協力し合って作られた世界で唯一の美術館です。

ロスコが1つの部屋に展示することをこだわった「シーグラム壁画」を時間を取って楽しんでみて下さい♪

ロスコの作品
ロスコの作品  1968

フィリップスコレクションの詳しい記事はこちらから。

第1位:ナショナルギャラリー

ナショナルギャラリーはピッツバーグ出身の金融業者で美術品の収集家、そして3代に渡る大統領の下で財務長官を務めたアンドリュー・W・メロン氏からの寄贈を受ける形で、1937年、上下両院の合同委員会により建設が決定しました。

メロン教育慈善団からの基金を元に美術館の建設が始まり、1941年3月17日にフランクリン・D・ルーズベルト大統領が引き渡しを受け、オープン。

その後、世界中の多くの個人の美術品収集から美術品が寄贈されるようになり、13世紀から現代までの絵画や彫刻など西洋美術を中心としたコレクションの総数はおよそ12万点にものぼり、その数は個人からの寄贈などで毎年増え続けていると言います。この作品群を無料で楽しめるのだから驚きです!

ナショナルギャラリーのハイライトはイタリア国外では最高と言われるイタリア美術です。中でもヨーロッパ以外で見ることのできる唯一のレオナルド・ダ・ビンチの絵画「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」は必見です!愛する男性との結婚が許されず、別の男性との結婚が決まっていた女性ジネブラの切ないような悲しげな様子が絵から見て取れるように感じます。結婚後、夫はひどい財政難に陥り、ジネブラ自身も病気がちな生活を送ったとされています。

展示場「6」にあります。↓

ジネブラ・デ・ベンチの肖像の正面 「ジネブラ・デ・ベンチの肖像(Ginevra de Benci obverse)」の正面(c1474/1478)

この絵画には裏面もあるので、裏に回ってじっくり見て下さい。

ジネブラ・デ・ベンチの肖像の裏面 「ジネブラ・デ・ベンチの肖像(Ginevra de Benci reverse))の裏面

同じくイタリア美術のラファエロ作「アルバの聖母子」も必ず見てほしい作品です。典型的なイタリアの田園風景を背景に聖母マリアと幼児キリスト、幼児洗礼者聖ヨハネの3人が十字架を見ている様子が描かれています。

展示場「20」にあります。↓

また、日本人に人気の高い印象派の巨匠クロード・モネの作品も数多く展示されています。

ラファエロ作「アルバの聖母子」 ラファエロ作「アルバの聖母子 (The Alba Madonna)」(1510)

の後年の作品に特徴的なのは、連作という形式です。モネは「ルーアン大聖堂」だけでも30以上の作品を残しています。ナショナルギャラリーに展示されている2つの「ルーアン大聖堂」もその連作の1つです。移り行く時間と光の変化によってできる、大聖堂の微妙に違った表情がカンバスに美しく表現されています。
展示場は「87」です。

Rousen Cathedral

Rousen Cathedral Sunlight左が「Rousen Cathedral」右が「Rousen Cathedral Sunlight」です。

 
 

 

 

 

 

 

また展示場「85」にもモネの作品の代表作の1つ「パラソルと女性ーモネ夫人と息子」が展示されています。風景画のモネが描く貴重な人物画で、モネが当時滞在していたパリ北西ヴァル=ドワーズ県の街アルジャントゥイユの草原に当時の妻であるカミーユ・ドンシューが日傘を持って立ち、その傍らに当時5歳だった長男ジャンが寄添う様子をモデルに制作されています 。

 

パラソルと女性ーモネ夫人と息子パラソルと女性ーモネ夫人と息子 (Woman with a Parasol-Madame Monet and her Son) 1875

更に、後期印象派を代表するポール・ゴーギャンの作品も必見です。ゴーギャンは楽園を求めてタヒチへと旅立ち、 次々と作品を生み出しました。

そうした作品のうちの1つ、タヒチを鮮やかに描いた「ファタタ・テ・ミティ」はナショナルギャラリーでは必見です。
展示場「83」にあります。

ゴーギャン「ファタタ・テ・ミティ」
ゴーギャン「ファタタ・テ・ミティ (Fatata te Miti)」1892

その他にも同じ展示場内にゴーギャンの作品がいくつかあります。

ゴーギャン「Words of the Devil」
ゴーギャン「自画像 」左が「Words of the Devil」1892、右が「自画像 (Self Portrait)」1889

ゴーギャン「Delectable Waters」ゴーギャンの「Delectable Waters」1898
ゴーギャン「Bathers」ゴーギャンの「Bathers」1897
このほかにもボッティチェリの「若者の肖像」やフェッティの「ベロニカのベール」、フラゴナール「本を読む少女」、ルノワール「オデリスク」、ゴッホの「ラ・ムスメ」と「自画像」、エル・グレコ「ラオコーン」、フェルメール「はかりを持つ女」「赤い帽子の少女」などナショナルギャラリーを訪れたからには見るべき作品がいっぱいあります。

お正月のまだすいてる頃に是非訪れてみて下さいね。
ナショナルギャラリーの詳しい記事はこちらから

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