Home » US Politics and Economics / アメリカ政治経済 » FRB:利上げ開始まで「忍耐強く待つ」を新たに追加。「相当な期間」も併存。

FRB:利上げ開始まで「忍耐強く待つ」を新たに追加。「相当な期間」も併存。


FRB=アメリカ連邦準備理事会は17日のFOMC連邦公開市場委員会を開き、現行の事実上のゼロ金利政策を維持することを決めました。またゼロ金利を解除し、金融政策の正常化を開始できる状態になるまで「忍耐強く待つ(be patient)」との表現を初めて盛り込みました。

声明ではアメリカ経済について、前回同様「緩やかに拡大している」と評価した上で、雇用市場に関しても「雇用数は増え続け 失業率は下がって来ている」と述べ、改善しているとの見方を示しました。

また注目のゼロ金利解除のタイミングについては、「金融政策の正常化を始めるまで忍耐強く待つ(be patient)」との表現を初めて盛り込んだ一方で、利上げまで 「相当な期間(considerable time)を置く」とする前回までの声明の一部も併存させ、市場が「利上げ間近」と受け取らないよう配慮しました。

今回の決定はイエレン議長及びダドリー副議長ら 7人のメンバーが賛成したのに対し、ダラス連銀のフィッシャー総裁 が「金融政策の平常化開始を焦るべきではないが、10月の会合以降、アメリカ経済は委員 の大多数の予測よりも更に改善しており、金利引き上げが適当である 時期も繰り上がった可能性がある」などとして合わせて3人のメンバーが反対しています。

FRBイエレン議長イエレン議長。FRBより

声明発表の後、記者会見に臨んだイエレン議長は、「少なくとも今後2回の会合で政策正常化を行う可能性は低い(unlikely to begin the normalization process for at least the next couple of meetings) 」と述べ、来年1月、3月に開く予定のFOMC=連邦公開市場委員会での利上げの可能性を否定しました。その次に開かれる会合の4月以降での利上げを示唆しました。

声明発表を受け、為替市場では円売りドル買いが進み、円は一時、1ドル117ドル90銭台まで下落しました。

FOMCが発表した声明はこちらから

以下をぽちっと押して頂けると更新の励みになります 。宜しくお願い致します!

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ

にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ


About Washington DC Lifestyles

Washington DC Lifestyles
ワシントンのニュースや情報発信サイト「ワシントンDCライフスタイル」に来て下さってありがとうございます! DC在住のスタッフらが地の利を生かして少しでもワシントンDCの魅力を伝えて行けたらと思っています。どうぞ宜しくお願い致します!お問い合わせや取材依頼は、お問い合わせフォームから気軽にどうぞ!