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アメリカ国内のエボラ出血熱の最後の患者が退院


西アフリカでエボラ出血熱に感染し、アメリカ・ニューヨークの病院で治療を受けていた男性医師が11日、退院しました。これでアメリカ国内のエボラ出血熱の患者はいなくなりました。

スペンサー医師19日の治療を経て退院したスペンサー医師
退院したのは、ギニアでエボラ出血熱患者の治療にあたっていた「国境なき医師団」のクレイグ・スペンサー医師(33)で、西アフリカのギニアでの医療支援活動を終えて帰国したあと、先月23日、エボラウイルスに感染していることが判明し、ニューヨークのベルヴュー病院で19日間に渡り治療を受けていました。

退院後、カメラの前で記者会見したスペンサー医師は「私はエボラ出血熱から回復しました。」と喜びを表す一方で「でもまだ西アフリカに1万3000人以上の患者がいることを忘れないで下さい」 などと訴えました。

スペンサー医師の婚約者も11日、自宅での隔離から解放されましたが、ほかの医療関係者など約300人については今後も経過観察を続けるということです。

アメリカでは8月以降、エボラ熱に感染した9人が治療を受け、スペンサー医師が9人目の患者でした。このうちリベリア人の男性患者1人が死亡しましたが、残る全員は回復し退院した形で安堵の声が広がっています。

またエボラ出血熱を巡っては、過剰反応とも言える騒動も起きています。

エボラ出血熱の患者と接触した渡航者全員を21日間強制隔離する方針を決めたニュージャージー州のクリス・クリスティー州知事が、シエラレオネでエボラ出血熱の治療に携わり、ニューアーク空港に到着した女性の医療関係者を大学病院に一時隔離しましたが、この女性は「検査の結果陰性だったのに隔離されるのは人権侵害だ」と弁護士を雇って訴え、結局メーン州にある自宅待機となりました。

しかしこの女性が自宅待機を守らず勝手に家の外に出るなどしたため、それをマスコミが追いかけて行動を逐次報道するなど過熱。政府がどこまでこうした問題に強制的に介入出来るのかとの議論もわき上がりました。ちなみにこの女性も同日、自宅隔離から解放されました。

いずれにしても9人目の患者が退院したことで、エボラ出血熱の騒ぎが少し収まることを願ってやみません。

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