Home » US Politics and Economics / アメリカ政治経済 » 米中間選挙:オバマ民主党が敗北!共和党が上下両院で過半数。 ワシントンDCではマリファナが合法化

米中間選挙:オバマ民主党が敗北!共和党が上下両院で過半数。 ワシントンDCではマリファナが合法化


オバマ大統領への事実上の信任投票でもあるアメリカの中間選挙が4日、全米で行われ、焦点だった上院は野党・共和党が8年ぶりに過半数を奪還、下院も過半数を維持し、共和党が上下両院を制しました。オバマ大統領の率いる民主党は惨敗を喫しました。オバマ大統領の残りの任期の政権運営は一段と厳しくなる見通しです。

Vote Here 2014
今回の選挙では上院の36議席(議員辞職などに伴う特別選挙の2議席を含む)と、下院の全議席が改選対象でした。
上院では接戦州とみられたアイオワ、コロラド、アーカンソー、モンタナ、サウスダコタ、ウエストバージニア、ノースカロライナの7州で民主党が握っていた議席を共和党候補が奪取、共和党は非改選と合わせて少なくとも7議席増やし52議席を確保しました。

一方、民主党はニューハンプシャー州の議席は死守したものの、7議席少ない45議席にとどまっています
州法で過半数の得票を義務付けているルイジアナ州は12月6日の決選投票に決着が持ち越されることが確定し、残りはアラスカ、バージニア両州の2議席です。バージニア州に関しては現役の民主党議員が優勢と見られていましたが、予想外の大接戦になっているほか、アラスカ州では共和党候補が一歩リードしています。

また下院では共和党は少なくとも10議席を上積みし242議席なのに対し民主党が174議席となり引き続き過半数を獲得しました。

また州知事選でも、伝統的に民主党が強いメリーランド州やマサチューセッツ州での選挙も制し、非改選も合わせ全米の共和党知事は31州に登るのに対し、民主党知事は14州にとどまっています。

勝利したマコネル院内総務ケンタッキー州で勝利したマコネル院内総務。Washington Postより
上院で激戦が続いてきたケンタッキー州では共和を率いるマコネル院内総務が議席を守り、悲願だった事実上の上院トップの座をほぼ確実にし、「今こそ新たな方向に向かうときだ。我々はワシントンで本当の変革をもたらすことができるし、私はそうしようと思っている(It’s time to go in a new direction. We can have real change in Washington, and that’s just what I intend to deliver.)」などと勝利宣言を行いました。

大統領就任時には70%の支持率を誇ったオバマ大統領も現在は40%に低迷しており、民主党の候補は軒並み選挙中もオバマ大統領から距離を置いていました。

アメリカ経済は着実に回復している一方で中間層や低中所得層の大半は景気回復の実感を持てずに不満が高まっていたほか、アメリカでも二次感染を出したエボラ出血熱のほか、イスラム国への対応などでオバマ政権への不満が高まっており、国民が変革を求めて投票した形です。

上院は条約の批准や政府高官、大使らの人事を承認する権限がありますが、直近ではオバマ大統領の辞任を表明しているホルダー司法長官の後継指名を巡っても共和党が影響力を行使することになります。

任期2年を残し、オバマ政権が益々「レームダック化」するのは避けられず、2016年の次期大統領選にも影響が出る可能性もあります。

新しい勢力による議会は来年1月3日に招集される予定です。

Autosave-File vom d-lab2/3 der AgfaPhoto GmbH

マリファナ

一方、中間選挙ではワシントンDCでマリファナの合法化を巡る住民投票も合わせて行われました。
ワシントンDCではこの投票で賛成票が反対票の2倍以上に当たる69.1%を獲得してマリファナの合法化が決定。ただ21歳以上が個人使用目的で所有する場合は2オンスまで認めるほか、6本までの大麻草の栽培、及び無償での他人への譲渡を認めていますが、お金が介在する小売り販売は認められていません。

ちなみにワシントンDCは特別区と言う他の州とは違った立場のため議会がワシントンDCの決定を覆すことができるため、今後の展開は余談を許しませんが、それでもマリファナ合法化が今のアメリカの流れだと言えそうです。

以下をぽちっと押して頂けると嬉しいです。宜しくお願い致します!

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ

にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ旅行へ


About Washington DC Lifestyles

Washington DC Lifestyles
ワシントンのニュースや情報発信サイト「ワシントンDCライフスタイル」に来て下さってありがとうございます! DC在住のスタッフらが地の利を生かして少しでもワシントンDCの魅力を伝えて行けたらと思っています。どうぞ宜しくお願い致します!お問い合わせや取材依頼は、お問い合わせフォームから気軽にどうぞ!