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キャシー松井さんのウーマノミクスの講演に行って来ました♪<DC講演>


日本のゴールドマンサックス証券株式会社でマネージングディレクターとして活躍するキャシー・松井さんがこのたびDCにいらっしゃり、ジョージタウン大学で講演されたので出かけて来ました。

松井さんと言えば、元祖「ウーマノミクス」の推進者で、このテーマで2007年にはウォールストリートジャーナルの「10 Women to Watch in Asia」の一人に選ばれたこともあるバリバリのキャリアウーマンです。

キャシー松井さん
講演のタイトルは「アベノミクスが女性の力をつけることでどうやって日本の経済を再生させるか」です。
松井さんの話を直接聞くのは初めてでしたが、きちんと整理されたデータを見せつつ、理路整然とテキパキ説明されるので、聞いていてとっても面白かったですし、そのプレゼンテーションの見事さぶりには正直言って感心してしまいました!

松井さんは、高齢化社会が進み、物理的に労働者人口が減って行く日本として取れる選択肢は
①出生率の増加
②移民を受け入れる
③労働市場への参加者を増やす
の3つしかない、と指摘した上で、日本では文化的な背景からも①や②を選ぶのは現状では事実上無理なので、「女性とお年寄りを労働市場にもっと戻ってもらう」と言う③を選ぶしかないのだと説明。
また、よく男性側から指摘を受ける「女性が労働市場によりもっと参加するようになれば、出生率も下がってしまう」と言うのも、「全くの作り話で事実ではありません」と、諸外国や日本の県別の実際のデータを見せながら断言していて、小気味良さを感じました。

試算では、男女の雇用格差解消により日本のGDPは12.5%も増加する可能性があるとのことですが、
*日本はまだ女性の就業率が諸外国と比べて依然として低い
*女性のロールモデルやリーダーの数が極とても少ない
*男女の賃金格差や雇用機会の不均等が依然大きく存在する
*女性のフルタイム 就業を妨げる税制の存続している
などを女性の社会進出を阻む問題としてあげていました。
「政府」「企業」「社会」に対する提言はずばり以下!

政府への提言
*保育、介護セクターの規制緩和
*外国からの介護士など入管法の改革
*働き方に中立的になるように税&社会保障制度を見直す
*政府部門で女性を積極登用
*女性の起業を後押し
*女性の活用状況を企業に対し情報開示を義務化
企業に対する提言
*柔軟な勤務環境を作ること
*客観的な評価と昇進制度を導入
*職場の多様性に関し明確な目標を設定する
社会に対する提言
*ウーマノミクスに関する間違った通説を打破
*家庭内での男女平等の推進に向け努力する

でも、一番面白かったのは質疑応答での答えです。

「日本の大きな企業でトップに立ち、子供も2人いて、社会の多くはキャシー松井さんをとても成功している女性と見ているが、自分の成功に大切だった要素は何?」

との質問に対する松井さんの答えは
「正しいパートナー(夫)を選ぶこと」そして
「素晴らしいワイフ(=Nanny, 子供の面倒を見てくれる人)を選ぶことよ」
とニコッと笑って明確に答えていたのが何とも印象的でした!

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